| 2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科
 
 
△芸術学各論(Particular Subject of Art Studies)[1A06]
 2単位
 吉田 司雄 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
<学位授与の方針>| ○ | 1. 基礎知識の習得 |  |  | 2. 専門分野知識の習得 |  | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 |  | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |  |  | 5. 創成能力 | 
<授業のねらい> 19世紀末に誕生した映画は、それまでにない「第7」の芸術として独自性をめざす一方、20世紀を通して大衆娯楽産業として発達してゆく。本講義では世界の主要な「映画都市」をめぐる形で、多様な映像文化の一端を垣間見てゆく。文学、演劇、絵画、建築など、様々な芸術ジャンルの作品にも触れながら、モードの変遷と時代との関わり、ジャンル間の交渉のありようなどについて、基本的な知識を身につけ豊かな感性を養ってゆく。<受講にあたっての前提条件> 特になし。<具体的な到達目標> 映像文化に関する基本的な知識を知ると共に、自らの思考と感性を最大限に生かした批評力と表現力とを身につけることが目標となる。<授業計画及び準備学習> 1.パリ―1895年、映画の誕生準備学習:シラバスをきちんと読んでおく
 2.パリ―魔術師メリエスの舞台
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 3.アメリカ―ハリウッドの誕生
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 4.ハリウッド―西部劇の隆盛
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 5.ハリウッド―世界恐慌以後、ホラー映画の変容
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 6.京都―日本のハリウッド、時代劇の隆盛
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 7.ロシア革命と映画−エイゼンシュティン
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 8.ベルリン―UFAの発展と変貌
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 9.ウィーン―音楽映画の聖都
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 10.ローマ―映画都市チネチッタとネオレアリズモ
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 11.第二次世界大戦下の映画−『カサブランカ』と『天井桟敷の人々』
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 12.ニューヨーク―アクターズスタジオと赤狩りの時代
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 13.再びパリ−ヌーヴェル・ヴァーグの胎動と変容
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 14.映画批評とはどういうものか
 準備学習:授業内容をしっかり復習しておく
 15.学習成果の確認(確認テスト&教場レポート執筆)
 準備学習:授業内容をしっかり復習しておく
<成績評価方法> 授業にきちんと出席することが成績評価の前提。授業中の抜き打ち小テスト等で平常点を算出すると共に、学期末に授業内容すべてを範囲とする確認テスト&教場レポート試験を実施、それらの評価の合計で60点以上の者に単位を認める。平常点、学期末試験(確認テスト&教場レポート)の割合はおよそ2:8。ただし、平常点と確認テストとの合計が一定の点数に達していない場合には、教場レポートを採点対象としない。レポートは、いわゆるコピペでないことが絶対条件である。<教科書> 指定教科書なし。<参考書> 四方田犬彦『映画史への招待』(岩波書店)北野圭介『ハリウッド100年史講義』(平凡社新書)
 その他、教場で随時紹介する。
<オフィスアワー> 新宿校舎2715研究室 月12:20〜13:00それ以外は教員に直接たずねること。
<学生へのメッセージ> 第一回目の授業時に成績評価方法等、具体的に説明するので必ず出席すること。なお、授業で取り上げるトピックは変更する場合も大いにありうる。
 
 
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