2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科

インターネット論(Internet Engineering)[5E06]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
淺谷 耕一 非常勤講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
インターネットの急速な普及により、社会における情報ネットワークの重要性が増している。インターネットは、あらゆる知的活動、産業活動、教育活動など様々な分野でツールとして定着しつつある。従来型のインターネットはQoSを保証しないベストエフォート型である。通信品質管理などテレコムの技術も取り入れたネットワークへと発展しつつある。本講義では、その基本となるインターネットの仕組みを理解することに焦点を当てる。ネットワーク構成、OSIプロトコルモデル、 アドレス体系、TCP/IP、 経路制御プロトコルなどの基礎知識を習得する。

<受講にあたっての前提条件>
情報通信ネットワーク論(前期)を習得しておくことが望ましい。

<具体的な到達目標>
インターネットの基礎概念、要素技術について理解する。

<授業計画及び準備学習>
1 ITとは何か
2 インターネット概論
3 世界のICTの概要
4 インターネット発展の歴史
5 通信モデルとOSIモデル
6 コネクションレス型ネットワークとコネクション型ネットワーク
7 データグラム通信
8 サーバークライアントモデルとP2P モデル
9 ネットワークトポロジー
10 インターネットアクセス
11 インターネットプロトコル(IP)
12 ネーミングとアドレシング
13 ルーチング
14 TCPとUDP
15 世界の動向

<成績評価方法>
試験で60点以上の者に対して単位が認定される。その他、小テスト、レポート、授業態度、出席等が考慮される場合もある。

<教科書>
淺谷耕一、ネットワーク技術の基礎と応用、コロナ社刊

<参考書>
適宜指定する。

<オフィスアワー>
金曜日18時‐18時30分

<学生へのメッセージ>
ノートを取ることは理解への必須事項です。 関心のないと思われること、重要でないと思うことも残さずノートをとりましょう。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved.