2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科

コンピュータアーキテクチャ(Computer Architecture)[4A09]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
赤城 文子 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
コンピュータシステムを構成するハードウェアとソフトウェアの基本知識(コンピュータの歴史、ディジタル情報、論理数学、ハードウエア構成要素、プログラミング言語、OS、ネットワーク、セキュリティ技術)を習得することを到達目標とする。

<受講にあたっての前提条件>
2年次のディジタル工学基礎を復習しておくこと。

<具体的な到達目標>
(1)2進法、16進法、負数の計算が出来る (2)論理回路とCPUの基本動作を理解する (3)処理装置、記憶装置、入出力装置の役割と種類を理解する (4)プログラミング言語の特徴を理解する(5)OSの役割を理解する(6)コンピュータネットワーク技術とセキュリティ技術を理解する

<授業計画及び準備学習>
1.コンピュータの歴史と基本構成及び動作原理
  準備学習:教科書1〜12ページを熟読し、練習問題を解く
2.2進数による数の表記方法文字や記号の表現
  準備学習:教科書13〜25,38ページを熟読し、練習問題を解く
3.文字データの表現と音声・画像データの表現
  準備学習:教科書25〜38ページを熟読し、練習問題を解く
4.ブール代数と論理回路
  準備学習:教科書39〜44,62ページを熟読し、練習問題を解く
5.論理回路とCPU
  準備学習:教科書44〜57,62ページを熟読し、練習問題を解く
6.コンピュータの基本動作
  準備学習:教科書58〜62ページを熟読し、練習問題を解く
7.記憶装置の役割と種類
  準備学習:教科書63〜78,88ページを熟読し、練習問題を解く
8.入出力装置
  準備学習:教科書78〜88ページを熟読し、練習問題を解く
9.プログラミングとアルゴリズム
  準備学習:教科書89〜95,104ページを熟読し、練習問題を解く
10.プログラミング言語
  準備学習:教科書96〜104ページを熟読し、練習問題を解く
11.OSの構成と制御プログラム
  準備学習:教科書105〜122,128ページを熟読し、練習問題を解く
12.アプリケーションとミドルウエア
  準備学習:教科書122〜128ページを熟読し、練習問題を解く
13.コンピュータネットワーク
  準備学習:教科書129〜154,162ページを熟読し、練習問題を解く
14.セキュリティ技術
  準備学習:教科書154〜162ページを熟読し、練習問題を解く
15.学習成果の確認(試験)
  準備学習:教科書の総復習を行う

<成績評価方法>
授業内で行う演習または宿題の提出20点と定期試験による80点の合計100点で評価で行う。60点以上を合格とする。
なお、8回以上授業を欠席または遅刻した場合は、評価対象外として単位取得の資格を失う。

<教科書>
「コンピュータ概論」安井浩之、木村誠聡、辻裕之(オーム社)

<参考書>
「入門計算機システム」伊藤秀男、倉田是(朝倉書店)
「コンピュータアーキテクチャの基礎」柴山 潔 (近代科学社)

<オフィスアワー>
毎週木曜日12:40〜13:30(新宿校舎A2272)

<学生へのメッセージ>
コンピュータを正しく活用するために、コンピュータの仕組みや原理をしっかり学びましょう。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved.