2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科
移動通信工学(Mobile Communication Engineering)[3C10]
2単位 大塚 裕幸 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 情報通信ネットワーク、特に移動通信(携帯電話)の基本技術を習得する。
・移動通信の基本技術、要素技術を理解する。 ・理解した移動通信技術を用いて、移動通信システムの性能を評価できる。
- <受講にあたっての前提条件>
- 前期の電波通信工学を習得していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- 本科目では、移動通信特有の電波伝搬、ネットワーク信号処理技術を理解する。また、変復調技術、マルチアンテナ技術を習得し、移動通信システム全体の構成、通信性能を理解することが本科目の目標である。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.移動通信の最新技術動向(国内、海外)
2.移動通信の歴史 3.移動通信の要素技術1(位置登録、ページング) 4.移動通信の要素技術2(ハンドオーバー、ローミング) 5.移動通信の電波伝搬 6.移動通信におけるフェージング 7.アクセス方式 8.デュープレックス(FDD/TDD) 9.マルチアンテナ技術(送受信ダイバーシチ) 10.マルチアンテナ技術(信号多重MIMO) 11.移動通信における変調と復調 12.信号誤り率特性、スループット特性の解析 13.スケジューリング手法 14.具体的な移動通信システムの構成 15.学習成果の確認(期末試験)
- <成績評価方法>
- 原則として定期試験で評価、60点以上の者に単位を認める。ただし、中間試験、レポート内容等を勘案する。
- <教科書>
- 検討中
- <参考書>
- 授業で提示
- <オフィスアワー>
- 原則は、水曜日3時限目。
- <学生へのメッセージ>
- 基本的には配布資料(あるいはパワーポイント)に基づいて講義を進める。内容は、企業経験をもとにした実務的な面を盛り込む予定である。
- <備 考>
- 特になし。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|