2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科
△電波通信工学(Radio Communication Engineering)[3C09]
2単位 大塚 裕幸 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 情報通信ネットワーク、特に無線通信の基本技術を習得する。
・電波の原理、電波伝搬の基礎、無線信号の変調・復調技術を理解する。 ・理解した無線通信技術を用いて、無線システムの性能を評価できる。
- <受講にあたっての前提条件>
- 電磁気学の基本を理解していること。
- <具体的な到達目標>
- 本科目では、電磁気学の基礎から学び電波の原理、電波伝搬を理解する。また、変復調技術、アンテナ技術を習得し、無線システム全体の構成、通信性能を理解することが本科目の目標である。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.情報通信の最新技術動向(国内、海外)
2.無線通信の歴史 3.電波の特徴、性質 4.電波の放射原理1 5.電波の放射原理2 6.電波伝搬の基礎 7.フェージングの現象と種類 8.フェージングの解析 9.無線通信における変調と送信 10.無線通信における受信と復調 11.通信品質の評価方法 12.信号誤り率特性の解析 13.マルチアンテナ技術 14.具体的な無線システムの構成 15.学習成果の確認(期末試験)
- <成績評価方法>
- 原則として定期試験で評価、60点以上の者に単位を認める。ただし、中間試験、レポート内容等を勘案する。
- <教科書>
- 検討中
- <参考書>
- 授業で提示
- <オフィスアワー>
- 原則は、水曜日3時限目。
- <学生へのメッセージ>
- 基本的には配布資料(あるいはパワーポイント)に基づいて講義を進める。内容は、企業経験をもとにした実務的な面を盛り込む予定である。
- <備 考>
- 特になし
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