2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科

情報通信工学実験IV(Experiments in Information and Communications Engineering IV)[2A08]

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2単位
大塚 裕幸 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
都築 信頼 非常勤講師  
大須賀 威彦 非常勤講師  
小西 義雄 非常勤講師  
杉山 隆利 教授  
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
情報通信工学の基本となる有線および無線による信号伝送手法および測定技術を理解する。
・実験手法を理解する。また実験を通じて、情報通信工学の理解度を向上する。
・実験結果と理論との比較検討を行うことにより、考察力を高める。

<受講にあたっての前提条件>
電気回路、電磁気学の基礎を習得していること。

<具体的な到達目標>
実験スキルを身に付けると同時に、実験結果に対する考察力を高める。

<授業計画及び準備学習>
実験は班ごとに分かれた、週単位のローテーションです。

1.実験に対する全体講義とガイダンス
2.分布定数回路
3.濾波器(フィルタ)
4.データ解析とレポート整理
5.LC発信器
6.同調増幅器
7.データ解析とレポート整理
8.AM変復調
9.FM変復調
10.データ解析とレポート整理
11.電磁ホーン
12.サセプタンス
13.補習実験(1)
14.補習実験(2)
15.補習実験(3)およびデータ解析とレポート整理

<成績評価方法>
全課題について実験を行い、かつレポートを提出することが前提となります。
その上で、各レポートを100点満点で評価し、平均評点が60点以上の者に単位を認定します。

<教科書>
情報通信工学実験IV
初回ガイダンス時に販売いたします。(予価:1,200円)

<参考書>
それぞれの課題に関係する講義科目の教科書を参考にしてください。
また、関連講義の内容を理解しておくと実験がスムーズに進みます。
指定参考書無し

<オフィスアワー>
火曜日 9:00〜16:30

<学生へのメッセージ>
実験内容の予習をしておき、実験をスムーズに終わらせましょう。
余裕時間でレポートの骨格を仕上げておくと、記憶が薄れず中身のある文章となります。
翌週の提出が基本ですが、提出直前に取りかかるのではなく、実験日のうちに仕上げるつもりで時間配分を。
不十分な場合には再提出となりますので、じっくり考察して仕上げてください。
『あとでできるから』と思っていると結局書けず、履修した時間が無駄になってしまいます。

<備 考>
本科目は、総務省が認定する無線従事者長期養成課程の必須科目となっております。
本科目の単位を修得すると、各種の無線従事者資格を取得するための優遇措置を受けられます。


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