2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科
複素関数論(Elementary Complex Function)[2171]
2単位 立井 博子 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 複素関数の基本的な性質とその応用について知る。
- <受講にあたっての前提条件>
- 微分積分の基本的知識。
- <具体的な到達目標>
- 複素数を変数とする関数を考える事の意味について知り、実数を変数とする関数との類似点、相違点について
説明ができる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス
正則関数 2.複素数と極形式 3.正則関数-(1) 4.正則関数-(2) 5.正則関数-(3) 6.正則関数による写像 7.中間試験 積分 8.複素積分 9.コーシーの積分定理 10.コーシーの積分表示 11,数列と級数 12.関数の展開 13.孤立特異点 14.留数定理 15.期末試験 毎回の講義内での提出課題を翌週の最初に返却し解説する。
- <成績評価方法>
- 毎回の講義内での確認問題30%。中間試験35%。期末試験35%。
総合評価で50%以上を合格とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし。毎回講義内容をプリントで配布する。
- <参考書>
- 指定参考書なし。
各自が自分に合ったものを見つけてほしい。 例えば「複素関数論の基礎」水本久夫著 培風館
- <オフィスアワー>
- 講義前後。
- <学生へのメッセージ>
- 1変数関数の微積分について復習しておくこと。
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