2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科

複素関数論(Elementary Complex Function)[2171]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
立井 博子 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
複素関数の基本的な性質とその応用について知る。

<受講にあたっての前提条件>
微分積分の基本的知識。

<具体的な到達目標>
複素数を変数とする関数を考える事の意味について知り、実数を変数とする関数との類似点、相違点について
説明ができる。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス
正則関数
2.複素数と極形式
3.正則関数-(1)
4.正則関数-(2)
5.正則関数-(3)
6.正則関数による写像
7.中間試験
積分
8.複素積分
9.コーシーの積分定理
10.コーシーの積分表示
11,数列と級数
12.関数の展開
13.孤立特異点
14.留数定理
15.期末試験
毎回の講義内での提出課題を翌週の最初に返却し解説する。

<成績評価方法>
毎回の講義内での確認問題30%。中間試験35%。期末試験35%。
総合評価で50%以上を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし。毎回講義内容をプリントで配布する。

<参考書>
指定参考書なし。
各自が自分に合ったものを見つけてほしい。
例えば「複素関数論の基礎」水本久夫著 培風館

<オフィスアワー>
講義前後。

<学生へのメッセージ>
1変数関数の微積分について復習しておくこと。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved.