2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科
△フランス語I(French I)[1501]
2単位 沼田 憲治 非常勤講師
- <授業のねらい>
- この授業のねらいは、文法や語彙の理解を深めながら、コミュニケーションのための基本表現をマスターすることによって、実践的なフランス語を身につけることである。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし。
- <具体的な到達目標>
- (1)自己紹介や買い物、カフェでの注文などごく初歩的な会話をフランス語でできるようにすること。
(2)半年でフランス語検定5級に、1年後には4級に合格するだけの実力をつけること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. フランス語をなぜ学ぶのか?/フランスの国旗を描く/挨拶1
2. 国籍・職業を言う/êtreの活用/男性名詞と女性名詞/リエゾン・アンシェヌマン 3. お互いの名前を言う/エリズィオン/挨拶2/話せる言語/数字(1〜10) 4. 住んでいるところを言う/-er動詞の活用/否定文の作り方/数字(11〜16)/時刻表現1/復習1 5. 家族について言う/年齢を言う/疑問文の作り方/avoirの活用/数字(17〜20)/小テスト1 6. 好きなものを言う/否定のde/不定冠詞・定冠詞の用法/数字(21〜31)/挨拶3 7. 自己紹介1/日付を言う/学んでいることを言う/avoirを使った慣用表現/月・曜日/復習2 8. 食べる・飲む/部分冠詞/〜がある/場所を表わす前置詞/小テスト2 9. カフェで注文する/数量を表わす/prendreの用法/数字(20〜69)/冠詞のまとめ 10. 誰なのかを尋ねる/何であるのかを尋ねる/所有形容詞/人・物を描写する/数字(60〜79) 11. 自己紹介2/形容詞の用法/持ち物・教室にあるものを言う/街にあるものを言う/数字(80〜99) 12. 指示代名詞・指示形容詞/値段を尋ねる/天候表現/復習3/シャンソンを聴く1 13. avoirを使った慣用表現/小テスト3/映画を見る1 14. 動詞のまとめ/冠詞のまとめ/疑問詞のまとめ/フランス文化の紹介1 15. 夏休みの課題指示/前期のまとめと解説 16. 夏休みの課題提出/前期の復習 17. どこに行くのかを言う/allerの活用/前置詞と定冠詞の縮約1/国名と前置詞 18. どこから来たのかを言う/venirの活用/前置詞と定冠詞の縮約2/人称代名詞強勢形 19. 何時に何をするのかを言う/時刻表現2/スポーツ・家事をする/faireの用法/-ir動詞の活用/復習4 20. これからすることを言う/したいことを言う/終えたばかりのことを言う/できることを言う/小テスト4 21. 理由を尋ねる/体のどこが痛いかを言う/助動詞のまとめ/疑問詞のまとめ/数字(1〜20)の復習/仏検模擬テスト1 22. 2つのものを比較する/語彙・表現のまとめ/否定のヴァリエーション1/仏検模擬テスト2 23. 仏検受験対策総まとめ/仏検模擬テスト3 24. 日常の行動を言う/代名動詞の用法/数字(20〜99)の復習1/フランス文化の紹介2 25. 場所を言う/道順を教える/命令の表現/シャンソンを聴く2 26. 序数詞/数字(20〜99)の復習2/復習5/映画を見る2 27. 過去のことを語る1/過去分詞の作り方/中性代名詞1/否定のヴァリエーション2/小テスト5 28. 過去のことを語る2/生まれた年を言う/中性代名詞2/数字(100〜1000) 29. 文法の整理/フランス文化の紹介3 30. 後期のまとめと解説/1年間を振り返って
- <成績評価方法>
- 評価は以下のような配分で行う。
1 前期末試験(30%)、2 後期末試験(30%)、3 小テスト(20%)、4 宿題・レポート(10%)、5 授業への参加具合(10%) 前・後期末試験は、履修人数によっては、筆記試験に加え口頭試験も実施する。仏検5級もしくは4級を受験した人は、合否にかかわらず、成績評価の際にさらに加点する。
- <教科書>
- 『やさしいサリュ−−サリュ!簡略版−−(CD付)/ Salut, tout facile! 』(田中保子/中野久子/田口啓子/末永朱胤著、駿河台出版社)定価1890円。
- <参考書>
- 仏和辞典を用意すること。プチ・ロワイヤル仏和辞典(旺文社)、ディコ仏和辞典(白水社)のいずれかを勧めるが、自分で気に入ったものがあれば、他のものでもよい(電子辞書も可)。
- <オフィスアワー>
- 授業終了後。
- <学生へのメッセージ>
- この授業では、仏検5級もしくは4級を積極的に受験することが求められる。
まずは、フランス語の発音は難しいというイメージを是非とも取り去ってほしい。間違いを恐れずに、大きな声で、自信を持って発音してみよう。教科書にはCDも付いているので、授業中はもちろん、予習・復習に積極的に活用してほしい。また、教科書以上に重視して欲しいのは、ノートである。授業中板書したことは、しっかりとノートをとり、試験に備えてほしい。ただし、発音練習や対話練習のときは、ノートを見ないように。書く作業と話す作業をきちんと区別しよう。 授業では随時、シャンソンを聴いたり、ビデオを見たりする他、教師の実体験に基づくフランス文化の紹介も行う。フランスの「ことば」ばかりでなく、「文化」にも興味をもってほしい。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|