2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科

数学演習II(Exercises in Mathematics II)[5417]

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1単位
阿部 友紀 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
偏微分と重積分の計算ができるようになること。

<受講にあたっての前提条件>
・1変数関数の微分積分を理解していること。
・逆三角関数の定義を理解していること。

<具体的な到達目標>
「授業計画」にある内容を一通り理解すること。特に、以下の点を重視する。
・2変数関数の極値の計算ができるようになる。
・2重積分を累次積分に直し、その計算ができる。
・2重積分の極座標変換の計算ができるようになる。

<授業計画及び準備学習>
第01回 微分の復習
第02回 偏微分1 :定義と計算方法
第03回 偏微分2 :接平面、全微分
第04回 偏微分3 :停留点と Hessian
第05回 偏微分4 :2変数関数の極値
第06回 偏微分5 :条件付き最大値・最小値
第07回 積分の復習
第08回 重積分1 :累次積分
第09回 重積分2 :体積と2重積分
第10回 重積分3 :積分の順序変更、領域の分割
第11回 重積分4 :極座標変換
第12回 重積分5 :変数変換
第13回 重積分6 :広義2重積分、曲面積
第14回 総合演習
第15回 学習成果の確認(試験)

※各回の準備学習について
  第01回       :1変数関数の極限と微分積分を復習しておくこと
  第02回〜第13回 :前回分の解答プリントを理解し、次回分の例題プリントを予習しておくこと
  第14回〜第15回 :前回までの授業の総復習を行うこと

<成績評価方法>
・1年生(2015年度入学生):成績は試験で評価する。Grade D 以上の者に単位を認める。
・2年生以上(2014年度以前の入学生)の再履修者:試験(100点満点)の点数が、60点以上で合格とする。

<教科書>
配布するプリント

<参考書>
やさしく学べる微分積分/石村園子[著]/共立出版株式会社

<オフィスアワー>
金曜日の授業前後


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