2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科
○物理学I(Physics I)[2507]
2単位 大下 範幸 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 物体の運動を基本法則によって体系的に記述する学問である力学を学ぶ。物理学の基本的分野であり、修得することは他分野の理解にも重要な役割を果たす。
- <受講にあたっての前提条件>
- 高等学校で学ぶ基礎的数学を理解していること。
- <具体的な到達目標>
- 力学の基本法則と考え方を理解すると共に、物体の簡単な運動を定量的に解析できることをめざす。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.運動の記述(1)
数学的基礎 準備学習:教科書 1.1-1.4 2.運動の記述(2) 速度と加速度 準備学習:教科書 1.5-1.6 3.運動の法則(1) 力 準備学習:教科書 2.1-2.3 4.運動の法則(2) 基本三法則 準備学習:教科書 2.4 5.質点の力学(1) 重力下の運動 準備学習:教科書 2.5.1-2.5.3 6.質点の力学(2) 単振動 準備学習:教科書 2.5.4-2.5.5 7.質点の力学(3) 等速円運動 準備学習:教科書 2.5.6 8.相対運動 慣性系と非慣性系 準備学習:教科書 2.6 9.仕事とエネルギー(1) 仕事の概念 準備学習:教科書 3.1 10.仕事とエネルギー(2) 力学的エネルギー 準備学習:教科書 3.2 11.惑星の運動 万有引力による運動 準備学習:教科書 4 12.質点系の力学(1) 全運動量と全角運動量 準備学習:教科書 3.3.1-3.3.3 13.質点系の力学(2) 二体問題 準備学習:教科書 3.3.4-3.4 14.剛体の運動 運動方程式 準備学習:教科書 5 15.学習成果の確認(試験) 準備学習:授業内容の総復習を行うこと
- <成績評価方法>
- 期末試験の結果を6割、授業中に適宜行う問題演習の結果を4割の比率で計算し、60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 「理工系物理学講義 改訂版」加藤潔(培風館)
- <参考書>
- 「物理学演習テキスト」物理学演習テキスト編集委員会(学術図書出版社)
- <オフィスアワー>
- 授業後に教場で。
- <学生へのメッセージ>
- 授業の理解を助けるために、問題演習を取り入れた自宅学習を行うことが肝要である。
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