2015年度工学院大学 第1部情報通信工学科

情報処理入門(Introduction to Computer Literacy)[2319]

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2単位
保坂 修治 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
必要な情報をインターネットを利用して収集したり、伝えたい情報をコンピュタ・ソフトウエアを活用してわかりやすく加工し、表現するための技術を身につける。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
1. 情報倫理を理解して、電子メールやWebなどを活用した発展的な人間相互関係を図ることができる。
2. コンピュータの基本的な操作を習得し、ワードプロセッサや表計算ソフトなどのパッケージソフトウエアを利用したドキュメントやプレゼンテーション資料の作成ができる。
3. 検索エンジンなどWeb上のツールを利用して得た情報を活用することができる。
4. コンピュータとネットワークの基本的な構成や情報処理のしくみみを理解できる。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンスと演習用PCの準備
 講義ガイダンス、演習用PCを利用するための準備、タイピング演習ソフト、e-learningの利用方法について、電子メールの基本設定
 学習の準備: 教科書の付録を見てキーボードの各キーの名前に慣れておくこと。第2章Windowsとウェブブラウザの操作方法について確認しておくこと。

2.コンピュータ入門
 コンピュータの歴史、情報の表現、ハードウエアの基本構成、コンピュータの動作、ソフトウエア、コンピュータの情報処理の仕組みについて解説し、例題を解く。
 学習の準備: 教科書第1章コンピュータ入門をよく読んでおく。

3. 情報検索と電子メール
 情報検索の方法、電子メールの仕組み、メール作成上の注意点、添付ファイルの利用についての解説と演習
 学習の準備: 教科書の第3章インターネット情報の検索と利用と第4章電子メールをよく読んでおく。

4.ワードプロセッサ(1) MS-Wordの基本操作と編集
 日本語入力、コピー、ペースト、文字修飾、段落、罫線、ほかの操作方法の解説と演習
 学習の準備: 教科書の第5章ワードプロセッサ 第1〜7節をよく読んでおく。

5.ワードプロセッサ(2) MS-Wordを使った数式を含む文章作成
 MS-Wordを使った数式を含む文章の作成方法の解説と演習
 学習の準備:教科書の第5章ワードプロセッサの第8節をよく読んでおく。

6.表計算ソフト(1) MS-Excelの基本操作
  MS-Excelの基本操作の解説と演習
 学習の準備:教科書の第6章表計算ソフトの第1〜2節をよく読んでおく。

7.表計算ソフト(2) MS-Excelで数式を使う
 MS-Excelでの数式の使い方の解説と演習
 学習の準備:教科書の第6章表計算ソフトの第2節をよく読んでおく。

8.表計算ソフト(3) MS-Excelでグラフを使う、Wordと連携する
 MS-Excelを使ったグラフ作成やMS-Wordとの連携方法についての解説と演習
 学習の準備:教科書の第6章表計算ソフトの第3節をよく読んでおく。

9.プレゼンテーション MS-Powerpointの基本操作
 MS-Powerpointを使ったスライド作成の基本操作の解説と演習
 学習の準備:教科書第7章プレゼンテーションの章をよく読んでおく。

10.Webページの制作(1) HTMLを使った簡単なWebページの作成
 Webの仕組みを理解し、HTMLを使った簡単なWebページの作成方法の解説と演習
 学習の準備:教科書の第8章ウェブページ制作入門の第1節から第5節までをよく読んでおく。

11.Webページの制作(2) HTMLとCSSを使ったWebページの作成
 HTMLとCSSを使ったWebページの作成方法の解説と演習
 学習の準備:教科書の第8章ウェブページ制作入門の第6節をよく読んでおく。

12.Webページの制作(3) 画像を含むWebページの作成
 画像の準備と画像を含むWebページの作成方法の解説と演習
 学習の準備:教科書の第8章ウェブページ制作入門の第7節をよく読んでおく。

13.文章処理システムLaTeX(1) ドキュメント作成
 LaTexを使ったドキュメント作成のための基本的な操作方法の解説と演習
 学習の準備:教科書の第9章LaTexの第1〜9節をよく読んでおく。

14.文章処理システムLaTeX(2) 数式や図を含むドキュメント作成
 LaTexを使って、数式や図を含むドキュメント作成のための操作方法の解説と演習
 学習の準備:教科書の第9章LaTexの第10〜14節をよく読んでおく。

15. 学習の確認
 前期の総復習を行う。
 学習の準備:演習問題に取り組んだり、前回までの学習内容を見直しておく。

[学習の準備]
下記URLの本講義情報サイトに講義内容についての詳細を記していきます。
必ず、事前に閲覧して必要な学習を済ませておきましょう。
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~cu40887/

<成績評価方法>
・定期試験50%、課題50%の比率で評価をする。Grade D以上の者に単位を認める。
・課題
1)各週毎に課題の提出を課す。
2)e-learningによる「情報倫理」の自己学習を課す。
提出された課題の内容が不十分であると判断された場合には再提出を求めるられることがある。

<教科書>
「理工系 コンピュータリテラシー」荒實、加藤潔、茅野昭、田中久弥、飛松敬二郎、山崎浩之 著 (共立出版)

<参考書>
指定参考書なし。
下記講義情報サイトに学習の興味を広げる参考図書と参考URLを掲載する。
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~cu40887/

<オフィスアワー>
時間:講義時間の毎週火曜日3限目とその前後の時間。(電子メールで事前に約束をとるようにしてください。)
場所:15号館第4演習室もしくは総合教育棟講師室
※電子メールでの問合せに対応します。

<学生へのメッセージ>
コンピュータを自由に操ることができれば、あなたにできることは大きく広がります。コンピュータを楽しく利用することから始めましょう。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~cu40887/


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