2015年度工学院大学 第1部電気システム工学科

Basic Academic English II[5274]

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1単位
山本 麻里耶 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
本科目は、4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目的としているが、授業では主として、アカデミックな文脈でたくさんのoutput活動(speaking・writing)を行うことに重点をおく。

<受講にあたっての前提条件>
1年次の必修英語科目(Basic EnglishT/UおよびBasic CommunicationT/U)で学んだ内容を理解していること。本来高等学校までに身に着けるべき学力が不足する学生に対しては、学習支援センターにて正課外で支援を受け、不足を補うこと。

<具体的な到達目標>
Pre-Intermediate(初級クラス):「聞いたことを記事にまとめる」「よんだことをパワーポイントで発表する」など、inputで得た情報をoutputとして発信する、PBLの方式を用いる。これらの活動を通して、日常・学校生活レベルでの実践的な英語使用を習得する。

Intermedeiate(中級クラス):英語を用いて論文をまとめ、発表を行うことを中心に行っていく。また、その過程で必要となるアカデミックレベルでの語彙・文法・構文を指導し、習熟させる。これらの活動を通して、研究活動を意識した、研究・ビジネスレベルでの実践的な英語使用を行っていく。

Advanced(上級クラス):英語を用いて論文をまとめ、発表を行う。これらの活動を通して、研究活動を意識した、研究・ビジネスレベルでの実践的な英語使用を行っていく。

<授業計画及び準備学習>
2〜3週間の単位で学生にプロジェクトを課し、担当教員がそのために必要な準備を指導・サポートをする。ワークシートに取り組んだり、資料を読みながらクラス全体として発表活動の場や、2〜3人のグループで学習内容の共有が行われるような場が設けられる。

1回目:オリエンテーション(夏休みの課題発表)
2回目:Unit 7
3回目:Unit 7 と実践練習
4回目:Unit 8
5回目:Unit 9
6回目:Unit 8と9の実践練習
7回目:6回目で作成した内容をプレゼンテーション(3)
8回目:Unit 10
9回目:Unit 11
10回目:Unit 12
11回目:Unit 13
12回目:Unit 10〜13の実践練習
13回目:12回目で作成した内容をプレゼンテーション(4)
14回目:後期の学習内容のまとめ
15回目:学期末試験

準備学習:テキストの予習(わからない単語を辞書で調べる、内容を事前に読んでおくなど)、小テストの内容を確認する、課題の指示があった場合の英文作成などを行うこと。

提出物の提出は授業内で行い、返却の際も授業内で行う予定。

<成績評価方法>
定期試験(70%)(試験40%、授業中に行う小テスト10%、課題(発表、課題作成の活動、提出物など含む)と授業内で行う英文作成の活動(授業貢献度)など20%)、後期終了時に行うGTEC(30%)による総合(100点)評価。60点以上で合格となる

<教科書>
Primary Course on Paragraph Writing(『パラグラフ・ライティング基礎演習』), Yoshihito Sugita, Richard R. Caraker, Seibido, 2013., 1,900円+税

<参考書>
必要に応じて、授業時にお知らせします。

<オフィスアワー>
金曜日 12:30〜12:55

<学生へのメッセージ>
学習状況に応じて、授業内に授業進度を変更する場合があります。指示をよく聞いていてください。授業時には教科書、ノート(ルーズリールなど)、辞書(携帯電話やスマートフォンによる代替は不可のため、冊子体か電子辞書を準備してください。)、筆記用具などを毎回用意すること。


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