2015年度工学院大学 第1部電気システム工学科

市民生活の社会学A(Social Studies on the Civil Life A)[4372]

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2単位
勝田 由美 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
近代国家における社会政策(社会保障政策と労働政策)の展開について学ぶ。

<受講にあたっての前提条件>
工学部、建築学部の学生であること(八王子開講の総合文化科目は、情報学部生は受講できません)

<具体的な到達目標>
19世紀末から20世紀初頭のイギリス、ドイツ、日本における社会政策の成立を学び、現代の日本における福祉や労働の問題を考える手がかりとする。

<授業計画及び準備学習>
第1回  近代社会における「貧困」
 第2回  救貧法の成立(イギリス)
 第3回  スピーナムランド法(イギリス)
 第4回  救貧法の改正(イギリス)
 第5回  救貧政策の拡大(イギリス)
 第6回  工場法の成立(イギリス)
 第7回  工場法の改正(イギリス)
 第8回  社会保険制度の成立(ドイツ)
 第9回  イギリスにおける社会保険の導入
 第10回  明治期日本の社会政策
 第11回  工場法の成立(大正時代の社会政策)
 第12回  救護法の成立(昭和初期の社会政策)
 第13回  戦時期日本の社会政策
 第14回  現代日本の福祉と労働
 第15回  学習成果の確認(試験またはレポート)

(準備学習)
 授業での配布資料には授業後に必ず目を通し、漢字や語句、内容の不明な点について
次回の授業までに必ず明らかにしておくこと。
 不明な点について自分で調べても理解できない場合には、そのつど担当教員に確認のこと。

<成績評価方法>
授業にきちんと出席し、学期末の筆記試験またはレポートの評価により単位を認める。成績評価方法の詳細や水準については、第一回めの授業時に説明する。

<教科書>
なし

<参考書>
なし

<オフィスアワー>
木曜 昼休み 八王子校舎 総合教育棟研究室(S−321)にて


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