2015年度工学院大学 第1部電気システム工学科

数学II(Mathematics II)[2210]

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2単位
河野 真士 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
1変数の積分の続き、ならびに多変数関数の微分積分について,基本的な事柄の習得を目指す.

<受講にあたっての前提条件>
「数学I」で学習した数学知識を前提とする.

<具体的な到達目標>
(1) 1変数の定積分の具体的な計算ができるようになる.
(2) 多変数関数の微分の基本的な計算ができるようになる.
(3) 多変数関数の極値問題が解決できるようになる.
(4) 多変数関数の積分の基本的な計算ができるようになる.

<授業計画及び準備学習>
第1回 [一変数関数の積分-5] ガイダンス、定積分とその性質
第2回 [一変数関数の積分-6] 定積分の置換積分法・部分積分法
第3回 [一変数関数の積分-7] 広義積分、積分法の応用-1 (面積)
第4回 [一変数関数の積分-8] (積分法の応用-2 (曲線の長さ、体積、表面積) )
第5回 [偏微分法-1] 多変数関数の極限・連続、偏導関数
第6回 [偏微分法-2] 全微分と方向微分、接平面
第7回 [偏微分法-3] 合成関数の偏微分
第8回 [偏微分法-4] 高階偏導関数、2変数関数のTaylorの定理
第9回 [偏微分法-5] 2変数関数の極値問題
第10回 [偏微分法-6] (陰関数の微分法、条件付き極値問題)
第11回 [重積分-1] 2重積分とその性質、累次積分
第12回 [重積分-2] 2重積分の変数変換
第13回 [重積分-3] 2重積分の応用(体積、曲面積)
第14回 [重積分-4] (3重積分)
第15回 [学習内容の確認] 定期試験

準備学習は以下のとおりである。 どの回においてもそれ以前の回の講義の復習(ノート、教科書をみて)すること。また参考書(準教科書)の該当する部分をよく読みできたら練習問題を行っておくこと。

<成績評価方法>
期末試験100%。2015年入学者は到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。2014年以前入学者は60点以上で単位を認める。

<教科書>
コアテキスト「微分積分」 竹縄知之著 サイエンス社

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
授業の前後


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