2015年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
特許法(Patent Law)[1E75]
1単位 福田 伸一 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 身近であるにもかかわらず、案外、その存在や重要性が知られていない知的財産権全般について、幅広い知識を習得すること。
社会人として、例えば企業で研究に従事するに際して避けて通ることができない知的財産権(特に特許制度)との関わりについて、正確な知識を習得すること。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特に無し
- <具体的な到達目標>
- 1.社会人として、必要十分な知的財産知識を習得できる。
2.特に開発に携わる研究者として、特許法の体系を正確に理解できる。 3.企業の海外展開に対応するのに必要な条約を理解できる。 4.特許のみならず、様々な知的財産について理解できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 第 1回 社会生活と知的財産との関係について
準備学習:身近なアイデア商品(発明品)や商標・意匠・著作物を検索しておくこと。 第 2回 知的財産の種類と概要 準備学習:教科書5頁〜23頁を読み込んでおくこと 第 3回 産業財産権の1(特許/実用新案制度概要) 準備学習:教科書4頁〜42頁、98頁〜101頁を読み込んでおくこと 第 4回 産業財産権の2(意匠制度概要) 準備学習:教科書第2章を読み込んでおくこと 第 5回 産業財産権の3(商標制度概要) 準備学習:教科書第3章を読み込んでおくこと 第 6回 著作権法概要 準備学習:教科書第5章を読み込んでおくこと 第 7回 学習効果確認の1 第 8回 特許法の1(主に発明について) 準備学習:教科書41頁〜46頁を読み込んでおくこと 第 9回 特許法の2(主に特許出願審査と特許要件について) 準備学習:教科書86頁〜93頁を読み込んでおくこと 第10回 特許法の3(主に特許権の効力/実施権/活用について) 準備学習:教科書第4章を読み込んでおくこと 第11回 特許法の4(主に特許訴訟について) 準備学習:教科書第4章(特に168頁以降)を読み込んでおくこと 第12回 特許法の5(主に技術者とのかかわりについて) 準備学習:教科書65頁〜83頁を読み込んでおくこと 第13回 特許法の6(主に特許調査について) 準備学習:教科書47頁〜64頁を読み込んでおくこと 第14回 知的財産の国際性について 準備学習:教科書94頁〜97頁を読み込んでおくこと 第15回 学習効果確認の2
- <成績評価方法>
- 全2回の学習効果確認(授業内試験)に基づいて知的財産権に関する習熟程度を判断し、成績評価する。
各学習効果確認は50点満点とし、2回の合計点により成績評価する。
- <教科書>
- 産業財産権標準テキスト 総合編 独立行政法人工業所有権情報・研修館発行
- <参考書>
- 産業財産権標準テキスト 特許編 独立行政法人工業所有権情報・研修館発行
- <オフィスアワー>
- 授業を行う月曜日5時限の後
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