2015年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科

環境エネルギー化学セミナー(Seminar on Environmental andEnergy Chemistry)[S019]

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1単位
並木 則和 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
3年前期までの化学工学や環境化学,材料・エネルギー化学の専門知識の蓄積をふまえ,研究室担当者ごとに少人数にグループ分けして仮配属を行い,演習や文献調査,論文和訳,調査事項の発表などを行う。このことによって,これまでの知識を整理するとともに,4年次の卒業論文研究のために,また社会人として必要な調査・発表能力を身につける。

<受講にあたっての前提条件>
3年次前期終了時点で100単位以上を修得し,かつ総合文化科目12単位以上、第II群(b)専門基礎科目の選択必修8単位以上修得していること。なおかつ,以下の第III群専門科目A群の卒業論文着手条件を、3年後期履修により達成可能な場合、受講することが可能である。
@〔A群〕選択必修科目『流体の輸送現象』『熱の輸送現象』『分離工学』『粉粒体工学』『反応工学』『プロセスシステム工学』各2単位計12単位のうち6単位以上を修得していること。
A〔A群〕
選択必修科目『環境保全工学』『環境安全科学』『環境生物工学』『水環境工学』各2単位計8単位のうち4単位以上を修得していること。
B〔A群〕選択必修科目『エネルギー装置工学』『環境エネルギー工学』『化学エネルギー工学』『環境エネルギー装置設計』各2単位計8単位のうち4単位以上を修得していること。
C〔A群〕選択必修科目『高分子材料化学』『材料強度学』『無機材料化学』『固体熱力学』『エコマテリアル』『材料表面化学』『材料分析』各2単位計14単位のうち6単位以上を修得していること。

<具体的な到達目標>
・各研究室担当者の研究内容に必要な基礎知識について理解を深めること。
・各研究室担当者の研究室での年間の研究活動の概要を理解できること。
・研究論文の構成を理解し,必要とされる適切な論文を検索し入手できること。
・各研究室担当者から出される課題について調査を行い,適切な体裁でレポートとしてまとめて報告できること。

<授業計画及び準備学習>
1.研究室紹介
 準備:希望を検討している研究室の大学のウェブページに目を通しておくこと。
2.研究室見学
 準備:研究室公開の時間帯および場所等を確認しておくこと。
3.研究室への仮配属
 準備:希望する複数の研究室をあらかじめ決めておくこと。 
4.研究論文の概要および論文探索法
 準備:大学の図書館のウェブページの機能を確認しておくこと。 
5.研究課題調査報告T
 準備:信頼できる文献の探索法について再度確認し,課題調査に必要な文献を入手すること。
6.研究課題調査報告U
 準備:信頼できる文献の探索法について再度確認し,課題調査に必要な文献を入手すること。
7.研究課題調査報告V
 準備:パワーポイント等を用いた総括レポートの作成方法を理解しておくこと。
8.研究課題調査の総括報告
 準備:事前に総括レポートの内容を指導教員にチェックしてもらい,専門用語等の定義や意味を事前に調べておくこと。

<成績評価方法>
各研究室担当者から課された演習やレポート,プレゼンテーションなどにより,最終評価として60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
指定教科書無し

<参考書>
指定参考書無し

<オフィスアワー>
仮配属の決定時に各研究室担当者からアポイントの方法について指示がある。


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