2015年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
△プロセスシステム工学(Process Systems Engineering)[5C06]
2単位 上山 惟一 非常勤講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 反応装置、分離装置などがどのような考え方で組み合わされていくかを学び、化学プロセスの全体像がイメージできるようにする。また、プロセスの最適制御の基礎として、システムの機能をブロック線図により把握する手法を学ぶ。
- <受講にあたっての前提条件>
- 講義内容を理解して自分の能力を高めよう、という強い意欲と覚悟をもって受講してもらいたい。
- <具体的な到達目標>
- 中間テストまでの講義では、化学プロセス、およびその設計について、受講生各自が自分なりのイメージを持つことを目標とする。中間テスト以後の講義ではプロセス制御理論についてのイメージを持つことが目標である。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.化学プロセスの設計と統合(1回)
2.プロセスの経済性(1回) 3.最適化(1回) 4.熱力学特性と相平衡(1回) 5.反応器の選択(3回) 6.中間テスト(1回) 7.プロセス制御序論(1回) 8.ラプラス変換(1回) 9.ブロック線図(2回) 10.ステップ応答(1回) 11.安定性の評価(1回) 12.期末テスト(1回)
- <成績評価方法>
- 中間テスト、期末テストの総合成績60%以上を合格とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし。
- <参考書>
- Chemical Process Design and Integration, Robinson Smith, John Willey & Sons, Ltd.
- <オフィスアワー>
- E-mailで約束の上対応する。
E-mailアドレスは初回講義時に示す。
- <学生へのメッセージ>
- 中間および期末テストは持ち込み可であるが、単に記憶を確かめる問題は多くない。”記憶”するのではなく、”理解”することを心掛けてもらいたい。
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