2015年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科

プロセスシステム工学(Process Systems Engineering)[5C06]

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2単位
上山 惟一 非常勤講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
反応装置、分離装置などがどのような考え方で組み合わされていくかを学び、化学プロセスの全体像がイメージできるようにする。また、プロセスの最適制御の基礎として、システムの機能をブロック線図により把握する手法を学ぶ。

<受講にあたっての前提条件>
講義内容を理解して自分の能力を高めよう、という強い意欲と覚悟をもって受講してもらいたい。

<具体的な到達目標>
中間テストまでの講義では、化学プロセス、およびその設計について、受講生各自が自分なりのイメージを持つことを目標とする。中間テスト以後の講義ではプロセス制御理論についてのイメージを持つことが目標である。

<授業計画及び準備学習>
1.化学プロセスの設計と統合(1回)
2.プロセスの経済性(1回)
3.最適化(1回)
4.熱力学特性と相平衡(1回)
5.反応器の選択(3回)
6.中間テスト(1回)
7.プロセス制御序論(1回)
8.ラプラス変換(1回)
9.ブロック線図(2回)
10.ステップ応答(1回)
11.安定性の評価(1回)
12.期末テスト(1回)

<成績評価方法>
中間テスト、期末テストの総合成績60%以上を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし。

<参考書>
Chemical Process Design and Integration, Robinson Smith, John Willey & Sons, Ltd.

<オフィスアワー>
E-mailで約束の上対応する。
E-mailアドレスは初回講義時に示す。

<学生へのメッセージ>
中間および期末テストは持ち込み可であるが、単に記憶を確かめる問題は多くない。”記憶”するのではなく、”理解”することを心掛けてもらいたい。


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