2015年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科

地学II(General Earth Science II)[6462]

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2単位
田野崎 隆雄 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
地学Iの学習のもと、地質学鉱物科学分野を中心とした固体地球科学について、再一説及び歴史学の面から、岩石・層序・構造学の知識を習得し、地質構造発達史の観点から理解する。また資源環境問題を通じて、次世代育成のために獲得しておかねばならない、知識、自然観を修得する。

<受講にあたっての前提条件>
知識技能は特になし、8回以上出席できること。

<具体的な到達目標>
基礎的知識を文章で表現できること。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス 地質学の範囲・学習目的
2.地質学の歴史、方法、新しい発見
3.惑星系における地球と元素分配
4.地球の内部構造とその解析
5.浸食・堆積作用と岩石分類
6.火成・変成作用と岩石分類
7.海洋と生命活動の地球化学的知見
8.鉱物科学と資源探査
9.土壌と環境問題
10.地質構造発達史I先カンブリア時代
11.地質構造発達史II古生代
12.地質構造発達史III中新生代
13.日本列島の地質学的特徴
14. 人類の進化と歴史
15. 成果確認(試験)

<成績評価方法>
期末試験の結果をもって評価の基準とする。ただし状況に応じて出席状況を評価に加える。

<教科書>
『ニューステージ新地学図表―地学基礎+地学対応』(浜島書店)

<参考書>
『もういちど読む数研の高校地学』(数研出版)
川上伸一・東條文治「図解入門地球史がよくわかる本」秀和システム社
唐戸俊一郎「レオロジーと地球科学」東京大学出版会
沓掛俊夫「地球史入門」産業図書 ほか

<オフィスアワー>
毎週土曜日3−4時限は八王子講師室にいるので、質問等OKである。

<学生へのメッセージ>
留意して欲しいことは、
1.ことばによる概念定義に慣れ、新聞テレビの解説を理解でき、それを他者に説明できるようになること。
2.中学校全科目の内容(特に理科、地理、国語)を前提に、地学現象の説明を中学生レベルにできること。


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