2015年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
地学II(General Earth Science II)[6462]
2単位 田野崎 隆雄 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 地学Iの学習のもと、地質学鉱物科学分野を中心とした固体地球科学について、再一説及び歴史学の面から、岩石・層序・構造学の知識を習得し、地質構造発達史の観点から理解する。また資源環境問題を通じて、次世代育成のために獲得しておかねばならない、知識、自然観を修得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 知識技能は特になし、8回以上出席できること。
- <具体的な到達目標>
- 基礎的知識を文章で表現できること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス 地質学の範囲・学習目的
2.地質学の歴史、方法、新しい発見 3.惑星系における地球と元素分配 4.地球の内部構造とその解析 5.浸食・堆積作用と岩石分類 6.火成・変成作用と岩石分類 7.海洋と生命活動の地球化学的知見 8.鉱物科学と資源探査 9.土壌と環境問題 10.地質構造発達史I先カンブリア時代 11.地質構造発達史II古生代 12.地質構造発達史III中新生代 13.日本列島の地質学的特徴 14. 人類の進化と歴史 15. 成果確認(試験)
- <成績評価方法>
- 期末試験の結果をもって評価の基準とする。ただし状況に応じて出席状況を評価に加える。
- <教科書>
- 『ニューステージ新地学図表―地学基礎+地学対応』(浜島書店)
- <参考書>
- 『もういちど読む数研の高校地学』(数研出版)
川上伸一・東條文治「図解入門地球史がよくわかる本」秀和システム社 唐戸俊一郎「レオロジーと地球科学」東京大学出版会 沓掛俊夫「地球史入門」産業図書 ほか
- <オフィスアワー>
- 毎週土曜日3−4時限は八王子講師室にいるので、質問等OKである。
- <学生へのメッセージ>
- 留意して欲しいことは、
1.ことばによる概念定義に慣れ、新聞テレビの解説を理解でき、それを他者に説明できるようになること。 2.中学校全科目の内容(特に理科、地理、国語)を前提に、地学現象の説明を中学生レベルにできること。
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