2015年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科

分析化学II(Analytical Chemistry II)[1265]

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2単位
釜谷 美則 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
万能の分析機器はない,それぞれの長所を生かした手法を効果的に利用していかねばならない。それには少なくとも原理の異なる数多くの方法を知っておく必要がある。

<受講にあたっての前提条件>
基礎的な分析化学及び物理化学の知識を習得しておく。指定の教科書に準じて授業を進めて行くので、予定の講義内容については予め予習しておくこと。また、授業が終わったら知識の確認を含めて復習しておくこと。

<具体的な到達目標>
主な機器分析法の原理、利点、さらにその応用について学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1. 機器分析の概論
2. 吸光光度法
3. 蛍光分析法
4. 赤外分析
5. 原子吸光光度法
6. 発光スペクトル分析法
7. 電位差分析法
8. 酸化還元滴定と電位差滴定
9. ボルタンメトリーと電気化学センサー
10. クロマトグラフィーの基礎
11. ガスクロマトグラフィー
12. 液体クロマトグラフィー
13. 測定の自動化
14. 臨床科学、ゲミノミクスとプロテオミクス、バイオアッセイ
15. 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法>
期末の筆記試験。

<教科書>
原口ら訳 クリスチャン 分析化学U 機器分析編 丸善出版

<参考書>
泉 美治ら 機器分析のてびき 化学同人

<オフィスアワー>
火曜日 17時ごろから19時 17号館311号室


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