2015年度工学院大学 第1部応用化学科
 
○医薬・食品化学実験(Medicinal Chemistry、Physical Chemistry Laboratory)[0073]
 
 
1単位 今村 保忠 教授  [ 教員業績  JP  EN ] 山口 和男 講師  [ 教員業績  JP  EN ] 山田 昌治 教授  [ 教員業績  JP  EN ] 辛  英哲 准教授  [ 教員業績  JP  EN ] 川井 忠智 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
- <学位授与の方針>
 
| ○ | 1. 基礎知識の習得 |  | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 |  | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 |  | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 |  | ○ | 5. 創成能力 |  
  
- <授業のねらい>
 
- 食品の安全性を確保することは、社会的に重要な課題となっている。食品の安全性を評価するため、現在、様々な化学的手法を用いた分析が行われている。
 実験B-1では、食品の安全性試験を行う。食品中の成分を用いた細胞毒性試験や食品中のアレルギー物質の検出に必要な分析法の基礎を学ぶ。 実験B-2では、食物の分析を行う。HPLC、GC-MS、PCR装置などを使用してコーヒー中のカフェイン分析、大豆中の脂肪酸分析、食肉の種別判定を行い、食物分析方法論の基礎を学ぶ。 
- <受講にあたっての前提条件>
 
- 生物化学IおよびII,分析化学Iを修得しておくことが望ましい。
 
- <具体的な到達目標>
 
- (1)専門科目の講義で得た知識をさらに実験を通して深めること
 (2)実験・研究の方法・進め方を会得すること  (3)測定機器類の測定原理を理解し、操作方法を修得すること 
- <授業計画及び準備学習>
 
- 事前にテキストを読み,内容の理解に努めること。
 実験B-1 1. 動物細胞の培養法 2. 動物細胞を用いた細胞毒性試験 3. ウェスタンブロット法によるアレルギー物質の検出 実験B-2 1. HPLCによるインスタントコーヒー中のカフェインの分析 2. GC-MSによる食物(果実)中の香気(精油)成分の分析 3. PCR法による牛肉、豚肉、鶏肉の種別分析 
- <成績評価方法>
 
- 出席は全出席でレポートも全て提出を原則とする。評価は、出席、実験態度、レポートで評価する。出席状況が悪い者、レポート未提出の者は単位を認定しない。
 
- <教科書>
 
- 電子ファイルで配布される。
 
- <参考書>
 
- 授業中に必要な参考書を紹介する。
 
- <オフィスアワー>
 
- 授業の前後の時間。
 
- <学生へのメッセージ>
 
- 実験にあたっては、テキストに書いてある通り機械的に実験してレポートを書くというのではなく、記述されている実験の内容について、自分で必要な試料・器具・手順を考えて、問題点がないかどうかを確認したのち、実験ノートに記入し、当日の実験に備えることが必要である。また実験における諸注意を守り、事故を起こさぬように注意しなければならない。危険性のある試薬等を扱う場合は安全メガネ(またはメガネ)をかけることが必要である。
 
 
 
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