△市民生活の社会学Ａ（Social Studies on the Civil Life A）[4467]

＜学位授与の方針＞

○	1. 基礎知識の習得
	2. 専門分野知識の習得
○	3. 汎用的問題解決技能
◎	4. 道徳的態度と社会性
	5. 創成能力

＜授業のねらい＞

本講義では、近代国家における社会政策（社会保障政策と労働政策）の展開について学びます。

＜受講にあたっての前提条件＞

工学部、建築学部、グローバルエンジリアニング学部の学生であること（情報学部生は、八王子開講の総合文化科目を受講することはできません）

＜具体的な到達目標＞

１９世紀末から２０世紀初頭のイギリス、ドイツ、日本の事例を比較史的に学び、現代日本の福祉や労働の問題を考える手がかりとする。

＜授業計画及び準備学習＞

（授業計画）
　　第１回　　近代社会における「貧困」
　　第２回　　救貧法の成立と展開（イギリス）
　　第３回　　スピーナムランド法（イギリス）　
　　第４回　　救貧法の改正（イギリス）
　　第５回　　救貧政策の拡大（イギリス）
　　第６回　　工場法成立（イギリス）
　　第７回　　工場法の改正（イギリス）
　　第８回　　社会保険制度の成立（ドイツ）
　　第９回　　イギリスにおける社会保険の成立
　　第10回　　明治期日本の社会政策
　　第11回　　工場法の成立（大正期の社会政策）
　　第12回　　救護法の成立（昭和初期の社会政策）
　　第13回　　戦時期日本の社会政策
　　第14回　　現代日本の福祉・労働問題
　　第15回　　学習成果の確認（試験またはレポート）

（毎回の準備学習）
　授業での配布資料には授業後に必ず目を通し、漢字や語句、内容の不明な点について
次回の授業までに必ず明らかにしておくこと。
　不明な点について自分で調べても理解できない場合には、担当教員に確認のこと。

＜成績評価方法＞

授業にきちんと出席した者に、学期末の筆記試験またはレポートを評価して単位を認める。成績評価の方法や水準の詳細は、第一回めの授業時に説明する。

＜教科書＞

なし

＜参考書＞

なし

＜オフィスアワー＞

木曜　昼休み　八王子校舎総合教育棟研究室（Ｓ−３２１室）にて