2015年度工学院大学 第1部機械システム工学科
○工業数学B(Engineering Mathematics B)[2366]
2単位 鈴木 健司 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 「ベクトル解析」と「確率・統計」の基礎を理解する。
(JABEE学習・教育到達目標) 「機械システム基礎工学プログラム」:(C)-(1)◎
- <受講にあたっての前提条件>
- 「数学I・II」,「線形代数学I」,「工業力学及演習I・II」に関する知識が必要である.履修後は,機構学,動力学,流体力学,電磁気学など,種々の物理現象の解析に応用可能である.
- <具体的な到達目標>
- (1) ベクトルの加減法,内積・外積,微分演算を理解し,応用できる
(2) スカラー場の勾配,ベクトル場の発散,回転,ベクトル場の線積分について理解し,応用できる (3) データ整理の基礎と相関関係について理解し、応用できる (4) 確率分布、二項分布、正規分布について理解し、応用できる
- <授業計画及び準備学習>
- [ベクトル解析]
1.ベクトルの基礎 演習問題1 2.ベクトルの内積と外積 演習問題2 3.ベクトル3重積 演習問題3 4.ベクトル値関数の微分・曲線の長さと曲率 演習問題4 5.スカラー場の勾配 演習問題5 6.ベクトル場の発散と回転 演習問題6 7.ベクトル場の線積分 演習問題7
[確率・統計] 8.データの整理と基本統計量 演習問題8 9.相関関数と回帰直線 演習問題9 10.確率変数と確率分布 演習問題10 11.二項分布と正規分布 演習問題11 12.母集団と標本 演習問題12 13.母比率の区間推定 演習問題13 14.母平均の区間推定 演習問題14
15.学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法>
- 原則として定期試験で最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。
ただし、定期試験で60点に満たない者でも、毎週の演習問題の結果が単位認定相当と認められる場合には、最終成績を60点とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 「ベクトル解析」 矢野健太郎,石原 繁 著(裳華房)
「はじめての統計15講」 小寺平治 著 (講談社)
- <オフィスアワー>
- 八王子 MBSC棟121号室 水曜日 11:00〜12:00
その他の時間帯、および新宿での面談は,メールで事前に日程調整をしてください。 (ksuzuki@cc.kogakuin.ac.jp)
- <学生へのメッセージ>
- 講義の最後に行う演習問題を中心に、復習をしっかり行うこと。
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