2015年度工学院大学 第1部機械システム工学科

工業数学B(Engineering Mathematics B)[2366]

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2単位
鈴木 健司 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
「ベクトル解析」と「確率・統計」の基礎を理解する。

(JABEE学習・教育到達目標)
「機械システム基礎工学プログラム」:(C)-(1)◎

<受講にあたっての前提条件>
「数学I・II」,「線形代数学I」,「工業力学及演習I・II」に関する知識が必要である.履修後は,機構学,動力学,流体力学,電磁気学など,種々の物理現象の解析に応用可能である.

<具体的な到達目標>
(1) ベクトルの加減法,内積・外積,微分演算を理解し,応用できる
(2) スカラー場の勾配,ベクトル場の発散,回転,ベクトル場の線積分について理解し,応用できる
(3) データ整理の基礎と相関関係について理解し、応用できる
(4) 確率分布、二項分布、正規分布について理解し、応用できる

<授業計画及び準備学習>
[ベクトル解析]
1.ベクトルの基礎     演習問題1
2.ベクトルの内積と外積  演習問題2
3.ベクトル3重積     演習問題3
4.ベクトル値関数の微分・曲線の長さと曲率 演習問題4
5.スカラー場の勾配    演習問題5
6.ベクトル場の発散と回転 演習問題6
7.ベクトル場の線積分   演習問題7

[確率・統計]
8.データの整理と基本統計量 演習問題8
9.相関関数と回帰直線    演習問題9
10.確率変数と確率分布   演習問題10
11.二項分布と正規分布   演習問題11
12.母集団と標本      演習問題12
13.母比率の区間推定    演習問題13
14.母平均の区間推定    演習問題14

15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法>
原則として定期試験で最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。
ただし、定期試験で60点に満たない者でも、毎週の演習問題の結果が単位認定相当と認められる場合には、最終成績を60点とする。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
「ベクトル解析」 矢野健太郎,石原 繁 著(裳華房)
「はじめての統計15講」 小寺平治 著  (講談社)

<オフィスアワー>
八王子 MBSC棟121号室 水曜日 11:00〜12:00
その他の時間帯、および新宿での面談は,メールで事前に日程調整をしてください。
(ksuzuki@cc.kogakuin.ac.jp)

<学生へのメッセージ>
講義の最後に行う演習問題を中心に、復習をしっかり行うこと。


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