2015年度工学院大学 第1部機械システム工学科

数学演習I(Exercises in Mathematics I)[5304]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
浦田 哲哉 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
1変数関数の微分積分に関する基礎的な計算力および思考力を身につける.

<受講にあたっての前提条件>
高等学校で習った数学の内容.

<具体的な到達目標>
さまざまな具体的1変数関数に対して,微分積分の計算が出来るようになること.

(JABEE学習・教育目標)
「機械システム基礎工学プログラム」C-1:◎

本科目習得後は,「数学II」「数学演習II」により,多変数関数の微分積分の習得を行うことができる.

<授業計画及び準備学習>
1) ガイダンス,微分の復習
   準備学習 : 高校までの「数学」および「微分」の内容を復習しておくこと
2) 極限 [関数の極限値]
3) 微分法 [初等関数の微分、合成関数の微分]
4) 微分法 [微分係数と導関数]
5) 微分法の応用 [関数の極大及び極小]
6) 微分法の応用 [極大極小の応用]
7) 微分法 [確認テスト]
8) 積分の復習
   準備学習 : 高校で学習した「積分」の内容を復習しておくこと
9) 積分法 [不定積分と定積分]
10) 積分法 [置換積分]
11) 積分法 [部分積分]
12) 積分法 [有理関数積分]
13) 積分法の応用 [面積]
14) 積分法 [確認テスト]
   準備学習 : 1)〜14)回とも,前回配布したプリント内容の確認と練習問題を繰り返し解くこと
15) 学習成果の確認(試験)
   準備学習 : 前回までの総復習を行うこと

<成績評価方法>
原則として,演習問題に対する解答状況および授業中の確認テスト(50%)と最終回に行う試験(50%)の結果により判断する.
なお,試験類を特別な理由なしで欠席した場合は,受講放棄と見なしすべての採点をしないこともある.
(2015年度以降の入学生)
Grade D 以上の者に単位を認める.
(2014年度以前の入学生)
60点以上の者に単位を認める.
「機械システム基礎工学プログラム」の学習・教育目標C-1は,上記の評価基準を満たせば,達成される.

<教科書>
配布プリントによる.

<参考書>
前期の「数学I」「数学演習I」で使用した教科書や資料.

<オフィスアワー>
授業開始前,総合教育棟 講師室にて.

<学生へのメッセージ>
演習であるから,必ず出席し自ら問題を解くことが前提である.はじめは解くことができなくても,最後まであきらめずに問題にとりかかり,繰り返し演習を行って身につけることが重要である.

<備 考>
学生の理解度に合わせて,内容や成績評価方法を変更する場合がある.


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved.