2015年度工学院大学 第1部機械システム工学科

身体・運動科学演習(Exercise in Physical Fitness and Sport Science)[3103]

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2単位
武田 典子 助教  
土肥 啓一郎 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
桂 良寛 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
濱口 和明 非常勤講師  
木内 政孝 非常勤講師  
古谷 崇子 非常勤講師  
内藤 裕子 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
運動やスポーツの実践を通して、人間にとってファンダメンタルな欲求の充足を図り、低下した体力の早期回復とともに健全な心身の獲得を目指す。また折に触れて身体・運動・健康等に関する最新の知識を学び、体力の測定と分析などを行って、自らが健康なライフスタイルを設計し、実践することのできる自己管理能力を養う。

<受講にあたっての前提条件>
4月に大学が実施する定期健康診断を受診する。
運動に適した服装、運動靴を準備する。

<具体的な到達目標>
1. スポーツ種目、武道種目、身体調整種目の実践を通じて、身体的・精神的な能力を活性化し、かつその維持(回復)及び増進を図ることを目指す。
2. 自己の健康、および体力・運動能力の現状を分析しつつ、身体や身体運動に関する科学的な知識や運動処方等を学習することによって、身体のコンディショニングや健康・体力づくりの足場を築く。
3. ダイナミックな対人交流を余儀なくされるスポーツ活動を通じて、対人コミュニケーション能力や実践行動力を培い、主体的に大学生活を享受するための基盤を築く。
4. グローバル化する社会において、我が国独特の身体運動文化である「武道」種目を体験し、その身心技法を習得する。
5. 自己疎外に陥りやすい「IT時代」にあって、ゆっくりと自己をみつめ、身心を調整、安定化する手段を身につけられるようにする。
6. 自らが健康なライフスタイルを設計し、実践できる自己管理能力の獲得を目指す。
 上記ねらいを達成するためには、継続的な実践活動が不可欠である。それぞれの種目で示された実践目標に到達すると共に、体力測定分析に基づいて健康なライフスタイル設計をレポート等に示すことが求められる。

<授業計画及び準備学習>
「身体・運動科学演習」は、前・後期それぞれに開講される数種目から、原則として前期、後期で異なる種目を選択し、実技実践を主体的とする科目であるが、スポーツ科学や健康科学に基づく理論学習を適宜おりまぜて展開される。
内容(実施時間の目安)
1.「身体・運動科学演習」のねらいや授業計画の説明、アルコールパッチテストの実施 (2時間)
2.体力診断テストとその分析、種目のガイダンスおよび、その選択 (2時間)
3.選択種目の導入:からだのほぐしと身のこなし方の習得、学生同士のコミュニケーションの深まり、種目成立の文化的背景の理解 (2時間)
4.選択種目の基本動作と技術の習得(個人的な動作) (4時間)
5.選択種目の発展動作と技能の習熟(スムーズな連続動作) (4時間)
6.選択種目を通した心身のコンディショニング、ならびに健康の自己管理能力を習得 (14時間)
7.課題作成およびコンディショニングに関する自己評価、まとめ (2時間)

<運動種目>
○定時コース(週1回 時間割指定)
 スポーツ種目  テニス、サッカー、ソフトボール、ハンドボール、バスケットボール、バドミントン、卓球、バレーボールなど。
 武道種目    剣道、柔道。
 身体調整種目 エアロビクス、ボディーワークなど。

<成績評価方法>
2015年度入学の1年生・・・GradeD以上の者に単位を認める。再履修の学生・・・「実践活動」40点。「知識・技能習得・積極性・協調性」60点で採点し、60点以上を合格とする。
演習科目として実践活動を重視するので、(半期で)4回以上欠席した場合は評価しない。

<教科書>
指定教科書なし。

<参考書>
指定参考書なし。

<オフィスアワー>
火、水(9:00-16:30)、木、金、土(9:00-12:30)の各曜日に体育館内保健体育科事務室へ連絡または来室して下さい。  tel:0426-28-4897

<学生へのメッセージ>
*入学時の4月第1週に「保健体育科目履修の手引」を配布し、詳細な履修に関する方法および授業計画や概要等についてガイダンスを行うので必ず出席して下さい。


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