2015年度工学院大学 第1部機械システム工学科
 
○物理学II(Physics II)[2410]
 
 
2単位 大下 範幸 非常勤講師  
 
- <授業のねらい>
 
- 熱力学と電磁気学を学ぶ。力学と並ぶ物理学の基本的な分野であり、種々の科学と直接的な関連を持ち、技術的にも広く応用されている。修得することは、自然科学を理解する上に重要である。
 
- <受講にあたっての前提条件>
 
- 高等学校で学ぶ基礎的数学を理解していること。
 「物理学 I」を受講していること。 
- <具体的な到達目標>
 
- 熱力学および電磁気学の法則と考え方を体系的に理解すると共に、基本的な現象の定量的解析ができることをめざす。
 
- <授業計画及び準備学習>
 
- 1.熱力学の基礎(1)
   温度と熱    準備学習:教科書 8.1 2.熱力学の基礎(2)   気体の状態方程式    準備学習:教科書 8.2.1-8.2.3 3.分子運動論    気体の力学的考察    準備学習:教科書 8.2.4 4.熱力学第一法則(1)   エネルギー保存則    準備学習:教科書 8.3-8.4.1 5.熱力学第一法則(2)   気体の状態変化    準備学習:教科書 8.4.2-8.4.3 6.熱力学第二法則(1)   熱機関    準備学習:教科書 8.5 7.熱力学第二法則(2)   可逆変化と不可逆変化    準備学習:教科書 8.6 8.電荷と静電場(1)   電荷に働く力    準備学習:教科書 9.1-9.2 9.電荷と静電場(2)   電場の強さと電位    準備学習:教科書 9.3-9.6 10.電流と静磁場(1)    電荷の流れ     準備学習:教科書 9.14  11.電流と静磁場(2)    磁束密度     準備学習:教科書 9.7-9.8 12.電流と静磁場(3)    運動電荷に働く力     準備学習:教科書 9.12 13.一般の電磁場(1)    電磁誘導と変位電流     準備学習:教科書 9.9 14.一般の電磁場(2)    Maxwell の方程式     準備学習:教科書 9.10-9.11 15.学習成果の確認(試験)      準備学習:授業内容の総復習を行うこと 
- <成績評価方法>
 
- 期末試験の結果を6割、授業中に適宜行う問題演習の結果を4割の比率で計算し、60点以上を合格とする。
 
- <教科書>
 
- 「理工系物理学講義 改訂版」加藤潔(培風館)
 
- <参考書>
 
- 「物理学演習テキスト」物理学演習テキスト編集委員会(学術図書出版社)
 
- <オフィスアワー>
 
- 授業の後に教場で。
 
- <学生へのメッセージ>
 
- 授業の理解を助けるために、問題演習を取り入れた自宅学習を行うことが肝要である。
 
 
 
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