2015年度工学院大学 第1部機械システム工学科
 
△くらしと健康の科学(Science for Life and Health)[1116]
 
 
2単位 桂 良寛 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
- <学位授与の方針>
 
| ○ | 1. 基礎知識の習得 |   | 2. 専門分野知識の習得 |  | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 |  | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |   | 5. 創成能力 |  
  
- <授業のねらい>
 
- 本授業では「健康」をテーマとし、身体の健康が運動やスポーツの場のみならず、日常生活や仕事を行う際にも重要であることを理解する。「健康」を学ぶことは「身体の教養づくり」であり、学生生活でこれらを学ぶことで、将来、健康とは無関係に見える仕事場や環境におかれても、活力あふれる行動ができるようになり、社会に貢献できる人材が育成されることが期待できる。
 
- <受講にあたっての前提条件>
 
- 受講中は私語をしない、携帯等の電子機器は使用しない等、最低限のマナーを守ること。
 
- <具体的な到達目標>
 
- 学生が自身の健康や運動に興味を抱き、日常生活での運動習慣や食習慣の見直しや改善を、積極的に行えるようになること。
 
- <授業計画及び準備学習>
 
- 1.ガイダンス
  本講義の概要、ねらい、授業方法、成績評価方法などを確認する。 2.社会と健康1  健康状態はどのように判定されるかを、健康と体力との関連や健康の定義、健康指標等から解説する。 3.社会と健康2:生活習慣病  生活習慣病が社会生活に及ぼす影響や、発生起序等について解説する。 4.社会と健康3:メタボリックシンドローム   近年問題視されているメタボリックシンドロームについて、評価方法の実践と解説を行う。 5.社会と健康4:運動の効果  日常生活や社会生活で、運動がいかに重要であるかを運動生理学的側面から解説する。 6.社会と健康5: 運動実践への動機づくり  行動パターン分析・国民性を考慮した運動の習慣づけの方針について解説する。 7.社会と健康6:言語的知能と社会的知能  社会生活における行動分析・コミュニケーション能力の向上・観察力、洞察力の重要性を解説する。 8.社会と健康7:オリンピックの歴史   オリンピックの起源や、世界的なスポーツの祭典になった経緯等について解説する。 9.社会と健康8:脊柱機能検査  腰痛が社会生活に与える影響と、個人の脊柱機能検査を実践する。 10.社会と健康9:笑いと健康  「笑い」が身体や社会生活に与える影響を、吉本興業の新喜劇や漫才と体操教室を軸に解説する。 11.社会と健康10:免疫   身体の免疫機能について解説する。 12.社会と健康11:老化に伴う身体機能の変化  加齢による身体機能の変化を中心に、高齢化社会における問題や、若者の社会での役割等について解説する。 13.社会と健康12:運動と栄養  社会生活に必要な栄養の重要性について、糖質、脂質、たんぱく質等の栄養素の役割や、効率的な摂取方法などを軸に解説する。 14.社会と健康:総復習とまとめ  これまでの学習内容を総合的にふりかえり、ポイントを整理する。 15.学習成果の確認(試験) ※レポート課題は、提出後に返却はしない。 
- <成績評価方法>
 
- 出席を30%、各授業時に提出を求める小レポートや小テストおよび課題レポートの評価を20%、最終回に実施する試験の評価を50%で総合評価し、60/100点以上を合格とする。2015年度入学の1年生については、GradeD以上の者に単位を認める。
 
- <教科書>
 
- なし。適宜必要な資料を配布する。
 
- <参考書>
 
- なし。適宜必要な資料を配布する。
 
- <オフィスアワー>
 
- 八王子校舎は月・水に保健体育科事務室へ連絡のこと。
 
- <学生へのメッセージ>
 
- 健康を知ることは、これからの人生を豊かにする糧となります。一緒に楽しみながら学んでいきましょう。
 
- <備 考>
 
- 授業計画は目安であり、状況に応じて予定を変更することがあるので承知してほしい。
 
 
 
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