2015年度工学院大学 第1部機械システム工学科

文化と教育(Culture and Education)[1104]

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2単位
村元 宏行 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
本講義は、「教育と文化」というテーマについて、歴史的・制度的視点から見直すことをねらいとします。特に、私たちの多くが受けてきた日本の教育文化(主に学校教育)について捉え直すための知識や情報を提供します。

<受講にあたっての前提条件>
高等学校で学ぶ歴史科、公民科についての知見を最低限有していること。

<具体的な到達目標>
日本の教育文化を歴史的、制度的視点から説明できる。
現代日本の教育文化について自らの考えを述べることができる。

<授業計画及び準備学習>
第1回 ガイダンス:本講義について
第2回 教育とは何か(1)「教育」という営みの性質と研究
第3回 教育とは何か(2)教育の理念・方向性
第4回 戦前日本の教育と文化(1)学校制度の登場
第5回 戦前日本の教育と文化(2)戦前の教育文化
第6回 戦後日本の教育と文化(1)民主主義と教育
第7回 戦後日本の教育と文化(2)「逆コース」と教育
第8回 小括
第9回 現代日本の教育と文化(1)「学力」と「ゆとり教育」
第10回 現代日本の教育と文化(2)新自由主義・新保守主義の台頭
第11回 現代日本の教育と文化(3)学校選択・学校参加制度の形成
第12回 現代日本の教育と文化(4)「学校安全」をめぐる問題
第13回 現代日本の教育と文化(5)体罰をめぐる問題
第14回 現代日本の教育と文化(6)いじめをめぐる問題
第15回 現代日本の教育と文化(7)東日本大震災と「学校安全」

<成績評価方法>
期末試験で評価することを原則とします(90%)。また、毎授業後に小レポート(リアクションペーパー)を提出してもらいます。これは機械的に点数化しませんが、評価の際に考慮することがあります(10%)。

<教科書>
教科書は使用しません。レジュメを配布します。

<参考書>
随時、指示や紹介します

<オフィスアワー>
授業前後に授業教室で対応することを原則とします。


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