2015年度工学院大学 第1部機械工学科

工業力学及演習II(Engineering Mechanics and Exercise II)[6361]

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3単位
澤田 哲生 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
再履修される皆さんなので、いかにすれば単位を獲得できるかを、以下の3点にフォーカスして皆さんの個性に合わせた個別カスタマイズ方式で授業を行います。1)これまでに理解が不足していた点を見いだす、2)基礎裏理論は勿論のこと例題演習に重点をおく(レポート提出)、3)成績は次の3要素点をベースにつける:@レポート点、A期末試験。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。しいていえば、質点の力学の基礎知識、およびそれに関わる基礎数学(微積分、三角関数など)

<具体的な到達目標>
剛体力学の基礎を習得する。習得項目は下記に示した通り。テキスト中の例題を中心に、8割程度の理解・回答が出来るように、皆さんがそれぞれどの箇所に誤解ないしは理解不足があるのかを、個々人について発見して行く。

<授業計画及び準備学習>
各回について、第3時限は教科書を中心の基礎理論の学習。第4時限は、教科書の例題を解くことを中心とした演習に充てる。
1.全体説明(1)
2.全体説明(2)
第2章 力学の応用
3.2−1 円運動と曲線運動   【準備学習】特になし
4.2−2 摩擦         【準備学習】2−1の例題
5.2−3 衝突         【準備学習】2−2の例題
6.2−4 振動         【準備学習】2−3の例題
第3章 剛体の力学
7.3−1 剛体とモーメント   【準備学習】2−4の例題
8.3−2 支点と反力、分布力  【準備学習】3−1の例題
9.3−3 重心(質量中心)   【準備学習】3−2の例題
10.3−4 剛体の運動     【準備学習】3−3の例題
11.3−5 慣性モーメント(1)【準備学習】3−4の例題(1)
12.3−5 慣性モーメント(2)【準備学習】3−4の例題(2)
13.全体の復習
14.練習問題の復習(1)
15.練習問題の復習(2)

<成績評価方法>
1)レポート点:1.0x15=15点
2)期末試験: 85点(満点)
  合計100点満点にて評価。

<教科書>
武居 昌宏, 飯田 明由, 金野 祥久著『基礎から学ぶ 工業力学』オーム社 ( 2010/4/17)

<参考書>
指定参考書は特になし

<オフィスアワー>
日時:土曜日、12:30〜授業終了時まで。場所:非常勤講師室

<学生へのメッセージ>
皆さんの理解不足の箇所を発見し、単位が取得できるように最大限のサポートをしますので、質問等も遠慮なくして下さい。


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