2015年度工学院大学 第1部機械工学科

機械工学基礎演習II(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical II)[3405]

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1単位
後藤 芳樹 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/01/21

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
 機械工学における専門分野について理解するとともに,ものづくり授業を通して,グループ討論やプレゼンテーションを体験し,学生相互間のコミュニケーション力ならびにチームワーク力を養う。制約条件のもとでの課題を解決することを体験し,専門科目を学習していくうえでの問題解決方法を理解する。

<受講にあたっての前提条件>
「機械工学基礎演習I」を受講していること。

<具体的な到達目標>
(1)種々の科学・技術・情報を利用しながら問題を解決することができる。
(2)複数の解が存在すする課題について,制約された条件のもとで解決できる力を養う。
(3)グループ討論,プレゼンテーションやレポートの作成を通じて,コミュニケーション力を養う。
(4)グループ内で,複数のアイデアを客観的に分析・議論し,実現可能な解決策をまとめることができる。

(JABEE学習・教育到達目標)
「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:C(○)、E(◎)
 

<授業計画及び準備学習>
1.[ガイダンス] シラバスの提示と成績評価方法についての説明。学習・教育目標の説明。
   前期科目の成績についてのアドバイス。
  [機械工学の概要] 機械工業,技術の歴史,機械工学の分野,各科目のつながり。
2.[専門的話題(1)] 担当教員の専門についての講義および演習。 
3.[専門的話題(2)] 担当教員の専門についての講義および演習。 
4.[専門的話題(3)] 担当教員の専門についての講義および演習。 
5.[専門的話題(4)] 担当教員の専門についての講義および演習。 
6.[もの作り体験(1)]  ものづくりガイダンス。チーム分け。作戦会議とアイデアの検討。
7.[もの作り体験(2)]  製作開始。
8.[もの作り体験(3)]  製作終了。
9. [もの作り体験(4)]  作品の工夫した点についてプレゼンテーション。           
10. [もの作り体験(5)]  競技実施。   
11.[討論とレポート] ものづくりの成功,不成功について分析,検討し,討論する。
           この討論をふまえてレポートにまとめる。
12. [日本語文章表現] もの作り体験のレポートを教材として,レポート作成技術を学ぶ。
   論理的な文章の作成。正しくわかりやすく伝えるための表現。 
  
13. [多面的視点] 環境問題,社会問題などをとりあげて討論。
14.[キャリア教育] 大学における学習計画。卒業研究や就職活動について先輩の話を聞く。
   将来の職業とは。なぜ働くのか。技術者の仕事。キャリアデザインについてのディスカション。
15.[まとめ・予備日] 授業についての感想。 授業アンケートの実施。

<成績評価方法>
 全授業出席を前提とし,演習,プレゼンテーション,レポートで評価する。評価の割合は(C)コミュニケーション能力 40%,(E)デザイン能力 60% とし,学習・教育到達目標の(C),(E) のそれぞれにおいて到達度60%以上を必要とする。Grade D 以上の者に単位を認める。

<教科書>
なし。

<参考書>
なし。

<オフィスアワー>
授業の終了後をオフィスアワーとする。

<学生へのメッセージ>
 ものづくりはグループで行うのでグループ内でのコミュニケーションが大切である。欠席しないように,最後までがんばろう。


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