2015年度工学院大学 第1部機械工学科
○情報処理演習(Exercises in Computer Literacy)[2503]
1単位 平塚 将起 助教
- <授業のねらい>
- 情報処理に関する基礎的な事項を講義と演習で理解する.Visual Basic言語(VB)によるプログラミングの初歩を理解する.
- <受講にあたっての前提条件>
- VBAによるプログラミングを行うので,情報処理入門で学んだ項目の中で特にMicrosoft Excelに関する操作方法を習得しておく必要がある.
- <具体的な到達目標>
- Visual Basic言語(VB)を用い,プログラミングについて理解すること.
(JABEE学習・教育目標) 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:(B)○ (C) ○ (D)◎
- <授業計画及び準備学習>
- 1. プログラムの第一歩として,VBを体験する.
準備学習:教科書第1章を予習する.
2. 変数の使い方と四則演算を学ぶ. (二つの数値の和,差,積,商および剰余,べき乗を計算するプログラムおよび変数の宣言を理解する.) 準備学習:教科書第2章を予習する.
3. 条件により実行順序を変える条件判断について学ぶ. (Ifによる条件判断と論理演算子.) 準備学習:教科書第3章を予習する.
4. 繰り返し制御と条件分岐の制御のためのいろいろな構造文を学ぶ. (For繰り返し処理構文について理解する.) 準備学習:教科書第4章を予習する.
5. プロシージャについて学ぶ. (Subプロシージャ,プログラムを構成する最小単位および引数,処理手順について理解する.) 準備学習:教科書第5章を予習する.
6. 1〜5のまとめ 学習成果の確認.
7. 条件判断について学ぶ. (Selectにおける条件判断や、乱数について.) 準備学習:教科書第3章を予習する.
8. 繰り返し制御と条件分岐の制御のためのいろいろな構造文を学ぶ. (Do〜Loop、While〜Wendによる繰り返しを理解する.) 準備学習:教科書第4章を予習する.
9. プロシージャについて学ぶ. (Functionプロシージャ及び引数と戻り値,処理手順について理解すること.) 準備学習:教科書第5章を予習する.
10. 構造を持つデータについて学ぶ. (配列の意味を理解する.) 準備学習:教科書第9章を予習する.
11. 文字列の処理を学ぶ.(文字列を扱う文と関数について理解する.) 準備学習:教科書第8章を予習する.
12. エクセルのワークシートとのデータ交換について学ぶ. (エクセルのワークシートとのデータ交換ができ、数値演算関数を使用できること.) 準備学習:教科書第6章を予習する.
13. 再帰的呼び出しを学ぶ. 準備学習:教科書第7章を予習する.
14. 9〜13の学習成果の確認. 準備学習:9〜13の範囲を復習しておくこと.
15.学習成果の確認. 準備学習 後期の総復習をしておくこと.
- <成績評価方法>
- 授業中に課される課題の点数に,機械系学科共通の定期試験の点数を総合して成績評価を行う.総合評価点60点以上を合格とする.概ね試験を6,授業中に行う課題を4の割合で評価する.
- <教科書>
- 「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング」加藤潔 著(共立出版)
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 授業終了後,及び火曜日10:00〜11:00(八王子8号館202)
上記時間以外でも随時面談可.連絡先:hiratsuka@cc.kogakuin.ac.jp
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|