2015年度工学院大学 第1部機械工学科

情報処理演習(Exercises in Computer Literacy)[2503]

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1単位
平塚 将起 助教  
最終更新日 : 2016/01/21

<授業のねらい>
情報処理に関する基礎的な事項を講義と演習で理解する.Visual Basic言語(VB)によるプログラミングの初歩を理解する.

<受講にあたっての前提条件>
VBAによるプログラミングを行うので,情報処理入門で学んだ項目の中で特にMicrosoft Excelに関する操作方法を習得しておく必要がある.

<具体的な到達目標>
Visual Basic言語(VB)を用い,プログラミングについて理解すること.

(JABEE学習・教育目標)
 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:(B)○ (C) ○ (D)◎

<授業計画及び準備学習>
1. プログラムの第一歩として,VBを体験する.
準備学習:教科書第1章を予習する.

2. 変数の使い方と四則演算を学ぶ.
(二つの数値の和,差,積,商および剰余,べき乗を計算するプログラムおよび変数の宣言を理解する.)
準備学習:教科書第2章を予習する.

3. 条件により実行順序を変える条件判断について学ぶ.
(Ifによる条件判断と論理演算子.)
準備学習:教科書第3章を予習する.

4. 繰り返し制御と条件分岐の制御のためのいろいろな構造文を学ぶ.
(For繰り返し処理構文について理解する.)
準備学習:教科書第4章を予習する.

5. プロシージャについて学ぶ.
(Subプロシージャ,プログラムを構成する最小単位および引数,処理手順について理解する.)
準備学習:教科書第5章を予習する.

6. 1〜5のまとめ 学習成果の確認.

7. 条件判断について学ぶ.
(Selectにおける条件判断や、乱数について.)
準備学習:教科書第3章を予習する.

8. 繰り返し制御と条件分岐の制御のためのいろいろな構造文を学ぶ.
(Do〜Loop、While〜Wendによる繰り返しを理解する.)
準備学習:教科書第4章を予習する.

9. プロシージャについて学ぶ.
(Functionプロシージャ及び引数と戻り値,処理手順について理解すること.)
準備学習:教科書第5章を予習する.

10. 構造を持つデータについて学ぶ.
(配列の意味を理解する.)
準備学習:教科書第9章を予習する.

11. 文字列の処理を学ぶ.(文字列を扱う文と関数について理解する.)
準備学習:教科書第8章を予習する.

12. エクセルのワークシートとのデータ交換について学ぶ.
(エクセルのワークシートとのデータ交換ができ、数値演算関数を使用できること.)
準備学習:教科書第6章を予習する.

13. 再帰的呼び出しを学ぶ.
準備学習:教科書第7章を予習する.

14. 9〜13の学習成果の確認.
準備学習:9〜13の範囲を復習しておくこと.

15.学習成果の確認.
準備学習 後期の総復習をしておくこと.

<成績評価方法>
授業中に課される課題の点数に,機械系学科共通の定期試験の点数を総合して成績評価を行う.総合評価点60点以上を合格とする.概ね試験を6,授業中に行う課題を4の割合で評価する.

<教科書>
「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング」加藤潔 著(共立出版)

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
授業終了後,及び火曜日10:00〜11:00(八王子8号館202)
上記時間以外でも随時面談可.連絡先:hiratsuka@cc.kogakuin.ac.jp


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