2014年度工学院大学 教職課程科目
機械設計学(Machine Design)[1609]
2単位 南 清志 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 機械設計に必要な、材料力学および機械材料など機械工学の知識を学び、主要な機械要素を題材として機械設計の基礎を学習する。
具体的な達成目標は 1.材料力学、機械材料など機械工学の基礎を理解する 2.ねじ、軸と軸受、歯車など主要な機械要素の特徴と設計の基礎を理解する 3.設計者、技術者としての心構え、基本的考え方を身につける
- <受講にあたっての前提条件>
- 「数学」「物理学」の基礎(高校程度)
- <具体的な到達目標>
- 1.機械設計法の基礎知識や考え方の習得
2.機械要素の種類、機能、用途の理解
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス 機械設計とは?
2.強度計算の基礎 仕事と動力、摩擦と機械の効率 3.材料力学 荷重と応力・ひずみ、曲げ、ねじり 4.機械材料 機械材料の種類、特徴、用途 5.締結要素(1) 締結要素の種類、ねじの基礎 6.締結要素(2) ねじの設計、ねじ部品 7.軸系要素(1) 軸の設計、キー、スプライン 8.軸系要素(2) 軸継手、クラッチ 9.軸受 軸受の分類、滑り軸受の設計、転がり軸受の選定 10.歯車(1) 歯車の種類、歯車の基礎 11.歯車(2) 標準平歯車の設計、平歯車の強さ 12.巻掛け伝動要素 巻掛け伝動要素の種類、平ベルト伝動、Vベルト伝動 13.緩衝装置 ばねの種類と設計 14.機械図面 ものづくりに不可欠な図面の描き方、読み方 15.学習成果の確認(期末試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 成績は原則として期末試験の結果を60%、各テーマごとに実施する演習問題の結果合計を40%で計算し、総合点60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 池田 茂、中西佑二 共著 「絵ときでわかる 機械設計」 オーム社
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 授業終了後、または問合せの上対応可
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