2014年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科
現代建築論(Outline of Contemporary Architecture)[1E84]
2単位 澤岡 清秀 教授 [ 教員業績 JP EN ] 山本 想太郎 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 現代建築をとりまいているさまざまな文脈を、具体的な事例や理論を通して学ぶ。個々の事象の詳細な理解よりも、それらが構成する「建築」そして「設計」という総合的な概念について、各学生が独自のイメージを築くことを目標とする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 日本建築史、西洋建築史、近代建築史をすべて履修修了していること。
- <具体的な到達目標>
- 現代建築がおかれている状況に対して理解を深め、具体的な事例の背後にある総合的概念について考察する能力を習得する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 現代建築への道のり
2. 近代建築とテクトニック 3. アートと建築 4. 制度と建築家 5. 設計コンペ 6. 建築の素材1 7. 建築の素材2 8. 建築の素材3 9. 住宅と製品 10. 情報、映像と建築 11. 環境、社会と建築 12. 東京 13. 法規・性能・ディテール 14. 超高層建築 15. 学習成果の確認: レポートの作成・提出 課題=「現代の建築家像」
- <成績評価方法及び水準>
- 出席状況(40点分)、レポートの内容(60点分)により成績評価を行う。
レポートの採点基準として、独自の論点が構成できているかどうかを最重視する。 合計60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 指定参考書なし。
- <参考書>
- 「建築家を知る/建築家になる」山本想太郎著(王国社)
「テクトニック・カルチャー 19-20世紀建築の構法の詩学」ケネス・フランプトン著 松畑強+山本想太郎訳(TOTO出版) 「現代住居コンセプション 117のキーワード」プロスペクター[南泰裕+今村創平+山本想太郎] 監修(INAX出版)
- <オフィスアワー>
- 講義前後 講師室
メールも可(atyam70@gmail.com)
講義前後 講師室 メールも可(atyam70@gmail.com)
- <学生へのメッセージ>
- 本講義を通して、各自の「建築像」、そして自らが目指していく「建築家像」あるいは設計以外の職能像を一度構成してみてほしい。それはこれから建築実務の世界に入っていく際の、重要な判断基準となりうるものです。
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