2014年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科

建築情報処理I(Information Processing for Architecture I)[2A12]

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2単位
山下 哲郎 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
村上 正浩 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
横山 計三 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
近藤 龍哉 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
吉田 和久 非常勤講師  
田中 栄作 非常勤講師  
遠藤 和義 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
コンピュータを利用した情報処理は建築や環境・防災に関する実務や研究を行う上で必須となっている。本演習では、建築設計(AutoCAD)、都市計画、防災、環境・設備、建築構造、建築生産の各分野で用いられている情報処理技術のうち基本的な課題を実習し、技術習得の糸口とする。

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
AutoCADを軸として、都市計画、防災、環境・設備、建築構造、建築生産各分野の初歩的な情報処理技術を習得する。

<授業計画及び準備学習>
1 ガイダンス(担当:山下哲)
準備学習:特になし。

2 都市計画・防災:GIS(地理情報システム)の基本操作(1)(担当:村上)
準備学習:配布資料をもとにGISの操作方法を復習し、演習課題を完成させておくこと。

3 都市計画・防災:GIS(地理情報システム)の基本操作(2)(担当:村上)
準備学習:配布資料をもとにGISの操作方法を復習し、演習課題を完成させておくこと。

4 建築環境:太陽位置の計算と表示(担当:横山)
準備学習:太陽方位に関連する文献を検索して予習し、受講後は疑問点をまとめて質問する。

5 建築環境:日射量の計算と表示(担当:横山)
準備学習:日射量に関連する文献を検索して予習し、受講後は疑問点をまとめて質問する。

6 AutoCAD:AutoCADの基本的な操作・設定の説明、CADの立ち上げ各設定(担当:吉田(和)、田中)
準備学習:ガイダンス資料を読み、演習内容を理解しておくこと。

7 AutoCAD:各部の作図により必要なコマンド(トリムなど)の習得(担当:吉田(和)、田中)
準備学習:前週を復習し、演習内容を習得しておくこと。

8 AutoCAD:各部の作図により必要なコマンド(線種・柱など)の習得(担当:吉田(和)、田中)
準備学習:前週を復習し、演習内容を習得しておくこと。

9 AutoCAD:各部の作図により必要なコマンド(方立・ハッチなど)の習得(担当:吉田(和)、田中)
準備学習:前週を復習し、演習内容を習得しておくこと。

10 AutoCAD:図面の完成、図面の3次元化(担当:吉田(和)、田中)
準備学習:前週を復習し、図面を完成させておくこと。

11 建築生産:PERT/CPMによる工程管理の概要とマイクロソフトプロジェクトの基本操作(担当:遠藤)
 準備学習:2年次後期の「施工法」で扱った工程表の種類と特徴、工区分割の考え方についてよく理解しておくこと。

12 建築生産:マイクロソフトプロジェクトを使った工程管理の演習(担当:遠藤)
 準備学習:配付資料をもとに演習課題を作成する。

13 建築構造:重回帰分析(色々な物を数式化する技術)(担当:近藤)
準備学習:配付資料をもとに演習課題を作成する。

14 建築構造:トラス橋を設計する(コンピュータで構造計画する)(担当:近藤)
準備学習:配付資料をもとに演習課題を作成する。

15 学習成果の確認(レポート作成)
準備学習:前回までの総復習を行う。

<成績評価方法及び水準>
各担当者が出題する演習課題の総和平均を100点満点で評価し、合計60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
指定教科書なし。
各担当者が授業時に適宜資料を配布する。

<参考書>
指定参考書なし。
各担当者が授業時に適宜指定する。

<オフィスアワー>
各担当者が授業時に適宜対応する。

<学生へのメッセージ>
・演習で利用するPC台数の関係上、受講者数の制限を設けます。受講者は70名とします。
・4月3日(木)の3年生オリエンテーションにて履修ガイダンスを行いますので、必ず出席してください。


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