2014年度工学院大学 建築学部建築学科
構造設計(Method of Structural Design)[5D08]
2単位 小野里 憲一 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 構造設計の流れを理解し、どのような作業を行うのかを学びます。法律で求められる建物の安全性はどのようなものか、また、建物に作用する力、建物の強さ、地盤の強さ等の求め方や評価の方法を学び構造設計者が行う仕事の流れを理解することを目標とします。
- <受講にあたっての前提条件>
- 建築の構造1、構造力学1,2を修得していることを前提に講義をします。加えて、鋼構造、鉄筋コンクリート構造を修得していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- 構造設計で何を行っているのか知ることができる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. ガイダンス
2. 構造設計の概要 3. 荷重 4. 外力 5. 層間変形角、剛性率、偏心率 6. 構造形式と構造種別 7. 許容応力度計算 8. 大地震を想定した構造計算 9. 構造設計とコンピュータ 10. 構造設計と現場監理 11. 建物の免震と制震 12. 既存建物の耐震診断 13. 既存建物の耐震補強 14. 地盤と基礎 15. 学習成果の確認
- <成績評価方法及び水準>
- 講義中に実施するレポートと定期試験を合計した総合点で評価し60点以上の者を合格とする。
- <教科書>
- 初回の授業で伝える。
- <参考書>
- 最新建築構造設計入門新訂版−力学から設計まで− 実教出版
建築構造ポケットブック共立出版
- <オフィスアワー>
- 講義の前後にも質問に応じます。それ以外の場合は「学修ガイダンス」に記載されたアドレスにメールをいただければ都合を調整するか、返信でお答えします
- <学生へのメッセージ>
- 建築物の安全性がどのように決められているか、また普段生活している建物はどの程度の安全性をもつのか判断するための基礎になります。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwd1026/
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