2014年度工学院大学 建築学部建築学科
構法計画(Building System Design)[4B22]
2単位 石田 航星 助教 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 屋根、床、壁、天井、開口部などの、各部の構法を学び、躯体構法も含め、要求条件を満足する構法の計画の基礎を修得することを目指す。また、最新の構法事例を通して、生産プロセスと構法計画の関係について述べる。
- <受講にあたっての前提条件>
- (1) 「建築構法」を受講している
(2) 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造における構法の共通点や違いを説明できる
- <具体的な到達目標>
- (1) 建築物を成立させるために必要な仕組み・定石である建築構法の基本的な知識を習得する
(2) 屋根、床、壁、天井、開口部などの、建築を構成する部位の機能と性能について学び、設計における要求条件を満足する構法の計画の基礎を修得する (3) 建築構法と工法、材料の関係性を理解し、構法計画を実現するための施工計画の役割について説明できる
- <授業計画及び準備学習>
- 授業は「建築構法(第五版)」を基本に進めていく。本授業ではP148-P272を扱うので、当該ページを熟読しておくこと。
1. 構法と工法の違い、並びに構法の基本の復習 2. 建物の構成と空間を構成するための部位 3. 躯体構法(鉄骨造、鉄筋コンクリート造、木造などの主要構造と構法、工法の関係性) 4. 地業・基礎、屋根 5. 壁 6. 開口部・建具 7. 床・階段 8. 天井 9. 造作と納まり 10. 設計プロセスと構法 11. 建築部品 12.モデュラーコーディネーションとモデュール 13.構法の変遷と開発 14.構法の価値と評価 15.学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 成績は定期試験の点数を基本とする。なお、授業中、数回小テストやレポートを出題するが、20点を上限として小テストやレポートの結果を定期試験の点数に加点する。定期試験と小テストやレポートの加点の合計得点が100点を超える場合は、100点とする。
- <教科書>
- 「建築構法(第五版)」内田,吉田他著(市ヶ谷出版社)
- <参考書>
- 「構造用教材」日本建築学会(丸善)
「3D図解による建築構法」小見康夫著(市ケ谷出版社)
- <オフィスアワー>
- 木曜日 12:10-13:00 (新宿キャンパス 石田研究室 2577室)
- <学生へのメッセージ>
- 建築構法には、さまざまな機能や性能、デザインに関わる条件が求められます。それらを満足するために、多様な構法が実現されています。そうした状況について、理解を深め、構法計画の基礎を修得してください。
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