2014年度工学院大学 建築学部建築学科

建築設備工学(Building Services Engineering)[3A12]

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2単位
西川 豊宏 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
建築の内部機能を担う空気調和設備、給排水衛生設備に関する基礎知識を身に付ける。

<受講にあたっての前提条件>
環境工学、設備計画等で習得した知識が整理されていること。

<具体的な到達目標>
(1)設備システムの技術的要件が整理されていること。
(2)各設備要素の役割と重要性について理解できること。
(3)環境にやさしい設備システムについて創造できること。

<授業計画及び準備学習>
第1週・オリエンテーション
    (授業計画と学習の進め方について・建築設備概論)
第2週・建築のパッシブ・アクティブデザイン
    (事前学習:教科書P1〜14を通読する)
第3週・建築計画と設備システム
    (事前学習:教科書P15〜29を通読する)
第4週・設備スペースの考え方
    (事前学習:建築計画と設備スペースの関係について調べる)
第5週・建物の空調設備−1
    (空調システムに関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P31〜58を通読する)
第6週・建物の空調設備−2
    (熱源設備に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P59〜82を通読する)
第7週・建物の空調設備−3
    (搬送設備に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P83〜113を通読する)
第8週・建物の衛生設備−1
    (給水設備に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P133〜184を通読する)
第9週・建物の衛生設備−2
    (排水設備に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P185〜204を通読する)
第10週・建物の衛生設備−3
    (消火設備等に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P205〜225を通読する)
第11週・建物の電気設備−1
    (受変電・幹線設備に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P227〜242を通読する)
第12週・建物の電気設備−2
    (弱電・通信設備等に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P243〜248を通読する)
第13週・演習−1
    (設備応用法に関するレポート課題・事前学習:教科書P114〜125を通読する)
第14週・演習−2
    (設備応用法に関するレポート課題・事前学習:教科書P126〜131を通読する)
第15週・学習成果の確認(演習課題の復習)

<成績評価方法及び水準>
レポート・演習課題(20%)、期末試験(80%)で総合評価し、60点以上の者に単位を認定する。

<教科書>
空気調和・衛生設備の知識(改定3版) 空気調和・衛生工学会編(オーム社)

<参考書>
空気調和設備 計画設計の実務の知識(改定3版) 空気調和・衛生工学会編(オーム社)
給排水衛生設備 計画設計の実務の知識(改定3版) 空気調和・衛生工学会編(オーム社)

<オフィスアワー>
新宿校舎:火曜日18:00-19:00(前期)、木曜日13:00-15:00(通期)、金曜日10:00-12:00(後期)
※学内外行事により不在の場合もあるので、来訪の際は事前連絡のこと。
連絡先は「学修ガイダンス」を参照のこと。

<学生へのメッセージ>
将来、建築設備に係る技術者を目指す者はもちろん、建築意匠や構造を専攻する者にとっても必要な基礎知識とその応用について学習してもらいたい。


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