2014年度工学院大学 建築学部まちづくり学科
緑地環境計画(Open Space and Environment Planning)[5A16]
2単位 下田 明宏 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 2年次の「ランドスケープデザイン」では、主にその基本的な「ツール」について学習したが、本授業では、ランドスケープの「デザインプロセス」について理解を深める。
都市の多様な外部空間の機能や構造を分析することから始め、最終的には「外部空間の再生」をテーマとし、近年の社会環境の変化により機能不全に陥っている一部の公園緑地に着目し、座学と簡単な実習作業により、敷地条件と利用形態の見直しから、コンセプトとプログラムの策定、そして、過年度に学んだ「ツール」を用いたデザイン提案までのプロセスを習得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 2年次に「ランドスケープデザイン」を履修していること。
- <具体的な到達目標>
- (1) 都市の多様な外部空間の機能や構造を理解する。
(2) 敷地条件と利用形態の見直しから、外部空間の改善方策を提案できるようにする。 (3) 外部空間の再生計画を通じ、ランドスケープのデザインプロセスを習得する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 オリエンテーション
2 外部空間の分析 1 (広場の歴史) 3 外部空間の分析 2 (社寺仏閣) 4 外部空間の分析 3 (都市広場) 5 外部空間の分析 4 (公園緑地) 6 数寄屋橋公園 1 (歴史・背景の分析) 7 数寄屋橋公園 2 (今日的課題の整理) 8 数寄屋橋公園 3 (コンセプト・プログラムの策定) 9 数寄屋橋公園 4 (デザイン提案) 10 外部空間の再生 1 (歴史・背景の分析) 11 外部空間の再生 2 (今日的課題の整理) 12 外部空間の再生 3 (コンセプト・プログラムの策定) 13 外部空間の再生 4 (デザイン提案) 14 先進事例紹介 15 まとめ
- <成績評価方法及び水準>
- 到達目標(1)、(2)、(3)は、原則として、それぞれ課題1(33%)、課題2(33%)、課題3(33%)で評価する。
最終成績60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 特に指定しない。
- <参考書>
- 授業中に参考書を紹介するほか、必要に応じて資料を配布する。
- <オフィスアワー>
- 授業の前後に対応する。
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