2014年度工学院大学 建築学部まちづくり学科
建築情報処理I(Information Processing for Architecture I)[1D11]
2単位 砂山 太一 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 3次元CADモデリングソフト(RhinocerosおよびVectorworks)を使用した基本的なオペレーションを習得し、コンピュータを用いたデザインプロセス及び思考方法を学習する。またRhinceros用ビジュアルプログラミングツールGrasshopperを用いたパラメトリックデザイン・アルゴリズミックデザインの基本概念を理解し、設計に応用する技術を学ぶ。
- <受講にあたっての前提条件>
- 本講義は3次元CADモデリング及びビジュアルプログラミングの基礎演習です。CAD初級者を対象としていますので、特に前提となる条件は無く、だれでも受講できます。
- <具体的な到達目標>
- 3次元CADにおける変数(パラメータ)の操作により、論理的思考をとおして、自らのアイデアを形にする能力を獲得する。
- <授業計画及び準備学習>
- 3つの演習課題をとおして、ドローイング・モデリング・レンダリング・プログラミングの技術を学ぶ。
1週:イントロダクション - 事例紹介および基本操作の説明, 演習の内容概説 2週:演習1 - 2次元ドローイング 3週:演習1 - モデリング基礎 4週:演習1 - モデリング応用 5週:演習1 - レンダリング基礎 6週:演習1提出・講評 7週:演習2 – ビジュアルプログラミング基礎 8週:演習2 – ビジュアルプログラミング基礎 9週:演習2 – ビジュアルプログラミング基礎 10週:演習2提出・講評 11週:演習3 – ビジュアルプログラミング応用 12週:演習3 – ビジュアルプログラミング応用 13週:演習3 – ビジュアルプログラミング応用 14週:演習3提出・講評
- <成績評価方法及び水準>
- 演習課題の提出物90%、出席を10%として評価する。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- Rhinoceros + Grasshopper建築デザイン実践ハンドブック / ノイズアーキテクツ (著)
Grasshopper入門 / 中島淳雄 (著) Siteless: 1001 Building Forms / Francois Blanciak (著) Operative Design: A Catalog of Spatial Verbs / Anthony Di Mari, Nora Yoo (著) From Control to Design: Parametric.Algorithmic Architecture / Aranda+Lasch (著)
- <オフィスアワー>
- 授業終了後30分
- <学生へのメッセージ>
- 3DCADモデリングおよびビジュアルプログラミングはドローイング・ビジュアライゼーション・ファブリケーションなどのデザインプロセスにおいて非常に有効な手段のひとつです。本講義は演習課題をとおして、実際に何かをデザインしながら、自由な発想で、その基礎を学んで貰いたく思います。
- <備 考>
- ・授業で使うデータファイルを保存するのにある程度の容量を必要とします。ネットワークディスクに空きがあまり無い場合は、外付HDDやUSBメモリーなどを予め用意しておいて下さい。
・演習で利用するPC台数の関係上、受講者数の制限を設けます。受講者は25名とします。 ・4月3日(木)の3年生オリエンテーションにて履修ガイダンスを行いますので、必ず出席してください。欠席した場合は希望表を配布しませんので、注意してください
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