2014年度工学院大学 第2部建築学科

社会学A(Sociology A)[3608]

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2単位
勝田 由美 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<授業のねらい>
本講義では、近代国家における社会政策(社会保障政策と労働政策)の展開について学びます。

<受講にあたっての前提条件>
日本国憲法第25条の生存権(「国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」)について知っておくこと。

<具体的な到達目標>
 イギリス、ドイツ、日本の事例を比較史的にみて、現代日本の福祉や労働の問題を考える手がかりとする。

<授業計画及び準備学習>
(授業計画)
  第1回  近代社会における「貧困」
  第2回  救貧法の成立(イギリス)
  第3回  スピーナムランド法(イギリス) 
  第4回  救貧法の改正(イギリス)
  第5回  救貧政策の拡大(イギリス)
  第6回  工場法の成立(イギリス)
  第7回  工場法の改正(イギリス)
  第8回  社会保険制度の成立(ドイツ)
  第9回  社会保険の導入(イギリス)
  第10回  明治期日本の社会政策
  第11回  工場法の成立(大正期の社会政策)
  第12回  救護法の成立(戦前日本の社会政策)
  第13回  戦時期日本の社会政策
  第14回  現代日本の福祉と労働
  第15回  学習成果の確認(試験またはレポート)

(予習・復習)
 授業での配布資料には授業後に必ず目を通し、漢字や語句、内容の不明な点について
次回の授業までに必ず明らかにしておくこと。
 不明な点について自分で調べても理解できない場合には、担当教員に確認のこと

<成績評価方法及び水準>
授業にきちんと出席し、学期末の筆記試験またはレポートが60点以上の者に単位を認める。成績評価方法および水準の詳細については第1回目の授業時に説明する。

<教科書>
なし

<参考書>
なし

<オフィスアワー>
新宿校舎 水曜15時〜16時(27階研究室にて)


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