数学演習ＩＩ（Exercises in Mathematics II）[4335]

＜授業のねらい＞

講義（数学II）の内容を理解した上で、より発展的な
積分・偏微分の計算ができるようになること。

＜受講にあたっての前提条件＞

・1変数関数の微分を理解していること
・講義を受講している（または講義レベルの内容を理解している）こと

＜具体的な到達目標＞

「授業計画」にある内容を一通り理解すること。特に、以下の点を重視する。
・有理関数の積分の計算ができる。
・ラグランジュの未定乗数法を使いこなせるようになる。

＜授業計画及び準備学習＞

第01回　ガイダンス、前期の復習　　　
第02回　双曲線関数と逆双曲線関数
第03回　積分1 ：有理関数の積分
第04回　積分2 ：曲線の長さ
第05回　積分3 ：特殊な置き換え
第06回　積分4 ：積分の漸化式
第07回　微分積分の応用1 ：ロピタルの定理
第08回　微分積分の応用2 ：マクローリン展開、ライプニッツの定理
第09回　微分積分の応用3 ：広義積分
第10回　偏微分1 ：接平面、全微分
第11回　偏微分2 ：合成関数の偏微分法、2変数のマクローリン展開
第12回　偏微分3 ：ラグランジュの未定乗数
第13回　偏微分4 ：条件つき最大値・最小値
第14回　総合演習
第15回　学習成果の確認（試験）

※各回の準備学習について
　　第01回　　　　　　 ：指数関数・対数関数・三角関数・微分を復習しておくこと
　　第02回〜第13回 ：前回分の解答プリントを理解し、次回分の例題プリントを予習しておくこと
　　第14回〜第15回 ：前回までの授業の総復習を行うこと

＜成績評価方法及び水準＞

期末試験（100点満点）の点数が、60点以上で合格とする。

＜教科書＞

配布するプリント

＜参考書＞

高校の数学の教科書（特に、数学III）
やさしく学べる微分積分/石村園子[著]/共立出版株式会社

＜オフィスアワー＞

木曜日の授業前後

＜備 考＞

情報学部以外の学生はこの授業を履修することはできない。