2014年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
○論理回路(k)[3472]
2単位 福田 一帆 准教授
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 論理回路はディジタル回路を設計する場合の数理モデルといえる。ディジタル回路はコンピュータの主要構成要素であり、コンピュータを理解するために論理回路に関する知識は不可欠である。本講義では、論理回路の基礎を学ぶ。演習などを交えながら講義を進めるので、更に教科書を使って予習、復習をして、知識を身につけてほしい。また、「コンピュータ概論」や「情報学実験」とも関連が深いので、これらの講義、実験と併せて内容の理解を深めてもらいたい。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし
- <具体的な到達目標>
- 論理回路の基礎を理解し、「授業計画及び準備学習」に記述されている各項目に関して、基礎的な問題を解くことができるようになることを目的とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス:情報化社会におけるコンピュータの役割
2.ディジタルとは何か 3.論理ゲート 4.ブール代数 5.正論理と負論理 6.論理関数の標準系 7.カルノー図を用いた論理関数の簡単化 8.学習成果の確認(試験) 9.組み合わせ回路の応用 10.加算器 11.フリップフロップ 12.同期式順序回路の解析 13.同期式順序回路の設計 14.総復習 15.学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験で成績を評価し60%以上の得点を合格とします。また,毎回出席を取り,出席率70%以下は試験の成績に関わらず不合格とします(遅刻は出席1/2回分と換算)。
- <教科書>
- 三堀 邦彦他 わかりやすい論理回路 コロナ社
- <参考書>
- 特に指定はありません。多数出版されているので、自分で比較して十分理解できそうなものを選んで下さい。
- <オフィスアワー>
- 月〜金曜日,午前10時から午後5時。不在の場合もあるので,事前にメールで希望日時(複数)を連絡して下さい。
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