2014年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

論理回路(k)[3472]

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2単位
福田 一帆 准教授  
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
論理回路はディジタル回路を設計する場合の数理モデルといえる。ディジタル回路はコンピュータの主要構成要素であり、コンピュータを理解するために論理回路に関する知識は不可欠である。本講義では、論理回路の基礎を学ぶ。演習などを交えながら講義を進めるので、更に教科書を使って予習、復習をして、知識を身につけてほしい。また、「コンピュータ概論」や「情報学実験」とも関連が深いので、これらの講義、実験と併せて内容の理解を深めてもらいたい。

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
論理回路の基礎を理解し、「授業計画及び準備学習」に記述されている各項目に関して、基礎的な問題を解くことができるようになることを目的とする。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス:情報化社会におけるコンピュータの役割
2.ディジタルとは何か
3.論理ゲート
4.ブール代数
5.正論理と負論理
6.論理関数の標準系
7.カルノー図を用いた論理関数の簡単化
8.学習成果の確認(試験)
9.組み合わせ回路の応用
10.加算器
11.フリップフロップ
12.同期式順序回路の解析
13.同期式順序回路の設計
14.総復習
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験で成績を評価し60%以上の得点を合格とします。また,毎回出席を取り,出席率70%以下は試験の成績に関わらず不合格とします(遅刻は出席1/2回分と換算)。

<教科書>
三堀 邦彦他 わかりやすい論理回路 コロナ社

<参考書>
特に指定はありません。多数出版されているので、自分で比較して十分理解できそうなものを選んで下さい。

<オフィスアワー>
月〜金曜日,午前10時から午後5時。不在の場合もあるので,事前にメールで希望日時(複数)を連絡して下さい。


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