2014年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

ニューラルネットワーク(Neural Network)[4B24]

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2単位
内田 雅文 非常勤講師  
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
本講義では、ニューラルネットワークの原理と計算手続きを理解する。

<受講にあたっての前提条件>
微分、積分の内容を含む科目を修得していることが望ましい

<具体的な到達目標>
ニューラルネットワークの数理的な原理を理解し、ニューラルネットワークの学習を成立させる基本的事項が導出できること。

<授業計画及び準備学習>
【授業計画】
1.ニューラルネットネットワークとは
2.ニューロンの工学的モデルとそのネットワークの形態
3.ニューラルネットワークの関数近似(1変数関数の場合)
4.ニューラルネットワークの関数近似(多変数関数の場合)
5.勾配法の基礎(2変数関数の場合)
6.勾配法の基礎(多変数関数の場合)
7.学習成果の確認(試験A)
8.誤差逆伝搬法の概要
9.線形システムによる関数近似)
10.単一素子による関数近似
11.フィードフォワード型ニューラルネットワークによる関数近似
12.誤差逆伝搬法のアルゴリズム
13.誤差逆伝搬法の導出(出力層の場合)
14.誤差逆伝搬法の導出(その他の層の場合)
15.学習成果の確認(試験B)
【準備学習】
前回の説明内容を反復的に読み返し、更には参考書の該当箇所に目を通すことが、次回の説明内容の理解を助ける。

<成績評価方法及び水準>
(評価点)=(試験Aの評価点)×40% +(試験Bの評価点)×60%
とし、その60点以上を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
「学習とニューラルネットワーク」熊沢逸夫著 電子情報通信シリーズ(森北出版株式会社)

<オフィスアワー>
講義の前20分。


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