2014年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
コンピュータビジョン(Computer Vision)[1E14]
2単位 角 保志 非常勤講師 蔵田 武志 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 画像から外界の3次元構造を再構築するコンピュータビジョンのさまざまなアプローチとその基礎理論・実践について学び、それらがロボティクスやバーチャルリアリティ等の分野でどのように利用されているのかを理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 線形代数が履修済みであることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- ・コンピュータビジョンの基礎理論を理解し、実世界における3次元的モデルとして記述できる(前半)
・単眼カメラでのコンピュータビジョンの基礎を理解できる(後半)
- <授業計画及び準備学習>
- 1. コンピュータビジョン概説
2. カメラ幾何概説 3. コンピュータビジョンプログラミング 4. カメラ幾何1 [小レポート提出] 5. カメラ幾何2 [小レポート解説] 6. ステレオ視 7. レンジデータ[中間レポート提出] 8. 特徴点記述 9. 特徴点トラッキング1 10. 特徴点トラッキング2 11. ストラクチャフロムモーション1 12. ストラクチャフロムモーション2 13. ロバスト推定 14. オブジェクトトラッキング 15. [最終レポート提出]
- <成績評価方法及び水準>
- 中間レポート(50点)と最終レポート(50点)の合計60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし。資料を配布します。
- <参考書>
- 指定参考書なし。
- <オフィスアワー>
- 質問等は、授業開始前と終了後に兼任講師室で受け付けます。
- <学生へのメッセージ>
- コンピュータビジョンの難しさと技術的な限界も併せて理解することで、人間が持っている素晴らしい視覚能力を実感してもらえればと思います。
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