2014年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
知識工学(Knowledge Engineering)[4478]
2単位 北山 大輔 助教 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 現在,さまざまな場面で人工知能の技術が使われています.知識工学では,どのような考えでどのような技術が開発されたのかを学び,人間の知識をコンピュータで実現する方法を身につける事を目的とします.
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし.
- <具体的な到達目標>
- 探索に関するアルゴリズムを理解し習得する.
論理・推論に関するアルゴリズムを理解し習得する オントロジの設計思想を理解し習得する. 機械学習に関するアルゴリズムを理解し習得する.
- <授業計画及び準備学習>
- 講義において知識工学に関する各アルゴリズムの理論を学び,講義中に出す課題によってアルゴリズムの演習・習熟を目指す.
課題に関しては,次の講義で解説を行い,復習を兼ねる. 毎回の講義に際し,教科書の該当する章を熟読して望むこと.
1.ガイダンス(教科書p1-8) 2.問題解決(教科書p9-18) 3.系統的探索法と発見的探索法(教科書p19-32) 4.問題分割法とゲーム探索(教科書p33-43) 5.記号論理(教科書p44-70) 6.意味ネットワークとオントロジー(教科書p72-84) 7.フレーム理論とオブジェクト指向(教科書p85-90) 8.プロダクションシステム(教科書p91-98) 9.知識の不確実性の取り扱い(ファジィ理論,ベイズ理論)(教科書p99-119) 10.機械学習(教師あり学習)(教科書p120-137) 11.機械学習(教師無し学習)(教科書p120-137) 12.遺伝的アルゴリズム(教科書p155-164) 13.エージェント(教科書p165-179) 14.自然言語処理(教科書p180-193) 15.総合復習と成果確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 確認課題を講義中に提出してもらいます.評価は確認課題と定期試験によって行います.確認課題,定期試験ともに60%以上で合格とします.
- <教科書>
- 小林一郎「人工知能の基礎」サイエンス社
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 授業時間以外は随時.必要な場合はメールにてアポイントをとること.
居室:A2473
- <学生へのメッセージ>
- この講義では,質問を積極的にする事を推奨します.疑問を感じる部分はその回の中で解決し,1つずつ知識を積み上げてください.
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