2014年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

離散数学(Discrete Mathematics)[4172]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
藤井 昭宏 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
情報技術の基礎となっているグラフ理論について学ぶ.授業進度にもよるが,主に下記項目について取り上げる.最後に時間があれば,確率や計算量理論、有限状態機械についても説明する.

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
授業計画に挙げたグラフ理論の各項目について理解し,応用例に対して学んだ手法が適用できることをこの講義の達成目標としている.

<授業計画及び準備学習>
授業計画
1 グラフとは何か
2 グラフの定義
3 パスと閉路
4 最短経路アルゴリズム
5 木
6 平面性
7 グラフの彩色
8 有向グラフ
9 マッチング
10 フロー
11 最大フロー問題
12 グラフ理論応用
13,14,15 計算量理論、有限状態機械などを取りあげる
15 期末試験

<成績評価方法及び水準>
講義中の小テストと期末試験を4:6の比で評価し,合計点が60点以上の者に単位を認める.

<教科書>
使用しない

<参考書>
指定なし

<オフィスアワー>
授業時間中,また授業後に質問を受け付けます.

<学生へのメッセージ>
はじめの方の講義は簡単に思えるかもしれませんが,少しずつ難しくなっていきます.そのつもりでいてください。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2014 Kogakuin University. All Rights Reserved.