2014年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
数学演習II(Exercises in Mathematics II)[3335]
1単位 牧野 潔夫 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 大学で学ぶ学問の数学すなわち微分、積分の一般に関する基礎的な事柄の理解
具体的には数学IIの内容の理解を十分にするための問題解法を行う。
- <受講にあたっての前提条件>
- 高校数学IIで学んだ三角関数、指数関数と対数関数、微分と積分を理解していること。前期の数学Iの知識とそれに関する計算能力(具体的には初等関数の微分法)を持っていること
- <具体的な到達目標>
- 複素平面での複素数の2種類の表記(普通の表記と極形式)の変換法ができる。
前期の数学Iで表れた基礎的な関数の積分ができる。区分求積法と定積分の関係を理解する。 基本的な2変数関数の偏微分の計算と極値を求める方法が理解できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 講義の数学2の内容の理解を十分にするために講義に関する演習問題を解く。
ほとんど毎週程度に問題演習を行い翌週内容を評価して返却する。 また可能な者は問題の解答を黒板に書きながら、またはO.H.P.を使いながら解説してもらう。理解の不十分と思われる点は解説に対し質問をおこなう。 家での学習や講義での理解が不十分なところを希望があれば補う。 授業計画の演習内容(問題)は講義に準ずる。すなわち午前中行った、または前回の講義の内容の演習を主に行う。 準備学習は午前中の数学Iの講義の理解と前回までのこの演習で行った問題の解答の復習
- <成績評価方法及び水準>
- 演習問題の評価(6−7割)と期末テスト(3−4割)の成績をあわせて全体の成績とする
また問題解答の十分な解説O.H.Pやホワイトボードを用いて発表すれば点数を加える(点数は問題の内容によって異なるが5−20点程度である)
- <教科書>
- Quick演習微分積分(牧野書店)
- <参考書>
- なし
- <オフィスアワー>
- 講義の後14時40分から15時過ぎまで(27F数学研究室 2745)
このときにきて時間を調整してくれてもいいです。
- <学生へのメッセージ>
- 前期の数学演習1と同様、学生自ら勉強した結果の発表の場である。
ただし学習したが理解が不十分でない箇所の質問は喜んで受け付ける。
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