2014年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
○プログラミング言語基礎論(k)[2419]
2単位 位野木 万里 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- プログラムの動作原理から様々なプログラム言語,コーディングのテクニックに至るまで幅広く習得し,今後プログラミング言語を学んで行く上で必要になる基礎的な知識を確立する.ここでは,プログラムを組む際に必要となるフローチャートやコードの作法,開発方式やソフトウェア・システムの評価指標も含める.また,学習しているC言語と他言語との差異を学ぶことでスムーズに他言語を習得できる基礎を構築する.
- <受講にあたっての前提条件>
- 1つ以上のプログラミング言語による開発経験があること.同言語の一連の特性について復習しておくこと.
- <具体的な到達目標>
- 1.プログラム動作原理の理解
2.プログラム言語の全体像の理解 3.開発方式や設計テクニックの概要の理解
- <授業計画及び準備学習>
- 以下の項目に沿って講義を進める.場合によっては順番が前後することもあるが,その場合は事前に告知する.事前にWeb等で基礎知識を得て講義に望むことが望ましい.
1.ガイダンス・ハードウェアの基礎 2.プログラムの基礎 3.アルゴリズムの設計 〜フローチャート〜 4.コーディングの作法とプログラムの構造 5.プログラミング言語の種類と特徴 6.機械語・アセンブリ言語 7.手続き型言語 8.オブジェクト指向言語 9.スクリプト言語 10.インタプリタとコンパイラ 11.ソフトウェアの開発モデル 12.システムの評価・ソフトウェアの評価 13.Webプログラミング 14.プログラム・ソフトウェアの最新動向 15.学習成果の評価(学期末試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 随時課題を提示する.成績は課題と期末試験に基づき評価する.課題と期末試験が共に60%以上で合格とする.
- <教科書>
- とくに指定しない.講義中に資料を配布する.
- <参考書>
- とくに指定しない.
- <オフィスアワー>
- 火曜日:16:20〜17:50
上記以外,随時質問等に応じますので,メール等で予約をお願いします.詳細は初回に説明します.講義時間以外は随時.メールでアポイントを取ること.
- <学生へのメッセージ>
- プログラミング言語に関する知識を網羅的に学習することによって視野が広がり,2年次以降の講義の理解や卒論研究の進め方に大変有効になると思います.
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