2014年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
木材加工(Wood Working)[9701]
2単位 直江 貞夫 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 1.木材加工の基本技能を身につけること
2.中学生に木材加工を指導する立場で製作し、指導の要点を把握すること
- <受講にあたっての前提条件>
- 検定教科書「技術・家庭」(技術分野)の材料加工に関する記述内容を理解していること
- <具体的な到達目標>
- 1.指定製作課題と自由製作課題を完成させる
2.かんなを研ぎ、削る技能を身につける
- <授業計画及び準備学習>
- 1.オリエンテ−ション 中学生の状況 缶つぶし器の製作(1)本体下部の製作
2.木工道具使用練習 缶つぶし器の製作(2)本体上部の製作 3.缶つぶし器の製作(3)仕上げ加工 自由設計 4.アガチス材加工1(1)木取り 切断 部材加工 5.アガチス材加工1(2)部材加工 組み立て 仕上げ 6.かんなの研ぎ(1)中砥石 7.かんなの研ぎ(2)仕上げ砥石 削り(1)広さを求める削り 8.削り(2)薄さを求める削り(1) 9.アガチス加工2(1)木取り 切断 部材加工 10.アガチス加工2(2)部材加工 組み立て 仕上げ 11.薄さを求める削り(2) 12.授業総括
- <成績評価方法及び水準>
- 1.授業レポ−トの提出
2.缶つぶし器の完成度 3.自由設計による製作物の完成度 4.0.05mm以下の薄さの削りくずの提出 5.授業総括文の提出 *1〜5.を20点満点とし、これらの合計により評価する。
- <教科書>
- 製作マニュアル、研ぎマニュアルを配布します。
- <参考書>
- 河野・大谷・田中編著 改訂版『技術科の授業を創る』学文社 2011年
- <オフィスアワー>
- 質問への回答が休み時間では不十分な場合は、授業後に時間をとります。
- <学生へのメッセージ>
- 参考書の該当部分を予習しておくと理解が深まります。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.gikyouken.com/
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