2014年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
○ライティングII(English Writing II)[5419]
2単位 飯塚 聡 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- この授業では、学生の英語運用能力を4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。授業では、主として英語を書く活動(パラグラフおよびエッセーライティング)に重点をおく。
- <受講にあたっての前提条件>
- 英語の語彙・文法について、高等学校までに学んだ内容を理解していること。本来高等学校までに身につけるべき学力が不足する学生に対しては、学習支援センターにて正課外で支援を受け、不足を補うこと。
- <具体的な到達目標>
- トピックセンテンス・その内容を指示する文・結論づける文、などから構成されるパラグラフ・レベルの英語が書けるようになる。また、モデルとなる文章を読むことや、自身および他者の書いた英語をチェックする過程を経て、基礎から応用まで幅広く英語の文法・語彙・語法などを習得する。
- <授業計画及び準備学習>
- (前期)
1. 前置き。『Godzilla』について。 当方にて用意した資料を読む。
2. 自己紹介文を書く。 準備学習: 教科書 Unit 1
3. 自己紹介文を完成させる。自己紹介文の実例を読む。 準備学習: 教科書 Unit 2
4. 『And Then There Were None』(動詞 "introduce" の用例)。 準備学習: 教科書 Unit 3
5. 家族や友人について書く。『Dirty Harry』の脅迫状を読む(『そして誰もいなくなった』の原題に使われていたある単語についての補足)。 準備学習: 教科書 Unit 4 前半
6. 『A Study in Scarlet』(友人を紹介する文章の実例)。 準備学習: 教科書 Unit 4 後半
7. 友人を紹介する文章の応用編。 当方で用意したあるキャラクターを紹介する文章を書く。
8. 自分の故郷について書く。 準備学習: 教科書 Unit 5 前半
9. 『ウェールズの山』(故郷についての文章の実例) 準備学習: 教科書 Unit 5 後半
10. 13日の金曜日に関する文章を読む。 準備学習: 配布資料
11. ご当地自慢的な文章の実例。 準備学習: 配布資料
12. 道順を説明する文章。 準備学習: 配布資料
13. 『The Birds』(道順を説明する文章の例)。 準備学習: 配布資料
13. 時間的順序に沿った文章を書く。 準備学習: 教科書 Unit 6 前半
14. 週末について書く。 準備学習: 教科書 Unit 6 後半
15. 学習成果の確認(前期試験)
(後期)
1. 冠詞の用法(『Jaws』、『Beauty and the Beast』) 準備学習: 配布資料
2. 分類する文章を書く。定冠詞の用例(『Alice in Wonderland』など) 準備学習: 教科書 Unit 7 前半
3. 未来の助動詞について(『The Lord of the Rings』など)。 準備学習: 教科書 Unit 7 後半
4. 『Roman Holiday』(動詞 "classify" の用例)。 準備学習: 教科書 Unit 11 前半
5. 原因と結果の文章を書く 準備学習: 教科書 Unit 11 後半
6. 意見を書く文。『Thunderbirds Are Go』(賛成と反対の表現の例)。 準備学習: 教科書 Unit 12 前半
7. アルバイトについて書く。 準備学習: 教科書 Unit 12 後半
8.『12 Angry Men』(1)(意見を述べる文の例) 準備学習: 配布資料
9.『12 Angry Men』(2)(意見を述べる文の例) 準備学習: 配布資料
10. 『12 Angry Men』(3)(意見を述べる文の例) 準備学習: 配布資料
11. 自分の健康についての文章を書く 準備学習: 教科書 Unit 13
12. paragraphからessayへ 準備学習: 教科書 Unit 14 前半
13. Basic of Essay Writing 準備学習: 教科書 Unit 14 後半
14. Essayを書く 準備学習: 教科書 unit 15
15. 学習成果の確認(後期試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 授業で使用した教材と授業内容を出題範囲として、学期末の最終授業週または定期試験期間に筆記試験を行なう。また、授業で作成した英作文をレポートとして提出してもらう。
前期試験を45%、後期試験を45%、レポートを10%として、100点満点で採点し、60点以上を取得した者を合格とする。 やむを得ない事情によって期末試験を受験できなかった者のためには追試験を行う。追試験も受験できなかった場合には、追加レポートなどの課題を課して試験に替え、単位を与えることもある。
- <教科書>
- 杉田由仁、Richard R. Caraker著
『Primary Course on Paragraph Writing(パラグラフ・ライティング基礎演習)』 (成美堂) 生協に発注。
- <参考書>
- 特に指定はしないが英語の辞書を用意されたし。(既に持っている人はあらためて購入する必要はない。)
- <オフィスアワー>
- 金曜日の授業の合間の時間にはたいてい講師室にいる。昼休みはラーメン屋「味よし」に居ることが多い。
緊急時の連絡用に電子メールのアドレスを用意したが、ここに書くと迷惑メール業者に悪用されるので、アドレスは後日伝達する。
- <学生へのメッセージ>
- 英語の辞書を毎回持参してほしい。辞書を引く手間を惜しんではいけない。
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