2014年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

ヒトの身体と運動(Human Body and Exercise)[1115]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
横山 慶子 助教  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
本授業では、心理学的な視点から、ヒトの身体と運動に関する理解を深めることをねらいとする。

<受講にあたっての前提条件>
身体と運動に対する興味・関心を持っていること。

<具体的な到達目標>
こころと身体の関係や、身体運動に潜む仕組み、環境のデザイン方法の理解を通じて、身体と運動に対する新たな気づきを得て、日常生活に応用できるようになることが目標である。

<授業計画及び準備学習>
(授業計画)
1. ガイダンス:身体運動を心理学的に捉えるとは
2. こころと身体(1):心理テスト、パーソナリティ、目標設定
3. こころと身体(2):動機づけ、チームワーク、リーダーシップ
4. こころと身体(3):あがり、ストレス、バーンアウト
5. こころと身体(4):リラクゼーション
6. こころと身体(5):メンタルトレーニング
7. 巧みな身体運動(1):視知覚、予測、意識、注意
8. 巧みな身体運動(2):情報処理、運動制御
9. 巧みな身体運動(3):運動学習理論
10. 巧みな身体運動(4):自由度問題、協応構造
11. 巧みな身体運動(5):身体運動のリズム、自己組織化
12. 環境のデザイン(1):環境との相互作用、練習方法
13. 環境のデザイン(2):他者との関係、集団行動の組織化
14. 近年のスポーツ心理学・神経科学の動向と工学との接点
15. 学習成果の確認

(準備学習)
理解を深めるために、小レポートを準備学習として課す場合がある。
提出物に対するフィードバックは、授業にて行う。

<成績評価方法及び水準>
各授業で課した小レポートの評価を50%、期末試験の評価を50%で総合評価し、60/100点以上を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし。授業にて資料を配布する。

<参考書>
「よくわかるスポーツ心理学」 中込四郎・伊藤豊彦・山本裕二 (編著), ミネルヴァ書房.

<オフィスアワー>
火曜日 14:00〜15:00  身体運動科学研究室(八王子校舎総合教育棟, 1E-305)
水曜日 八王子校舎体育館・保健体育科事務室

<学生へのメッセージ>
自身の経験と関連づけながら、理解を深めていくことを期待しています。

<備 考>
授業計画は、状況に応じて予定を変更する可能性があります。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2014 Kogakuin University. All Rights Reserved.